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「千葉袖ケ浦エナジー」との話し合い [石炭火力発電所]

11月9日、「千葉袖ケ浦エナジー」との話し合いを行った。すでにご承知のこととは思うが「袖ケ浦エナジー」とは、中袖の東電煙突前に、200万kWの石炭火力発電所建設計画中の会社である。今まで、文書メールによる、意見交換はあったが、市民団体からの話し合いには、かたくななほど応じていただけなかった会社である。
 今回の話し合いは、東京湾岸に建設計画のある、蘇我、五井、袖ケ浦、横須賀の石炭火力反対市民団体が、結集して設立した「東京湾の会」が、取り組んだ申し入れを受けて、地元袖ケ浦市の市民団体としての話し合い申し入れに応じたものである。

 冒頭「袖ヶ浦市議会建設常任委員会での説明に行かれた時、なぜ傍聴禁止にされたのか?聞けば企業からの申し入れがあって、傍聴禁止にした」と聞いている。という質問から話し合いは出発した。

 「そんなことはありません。議会から現状の説明依頼があって、ありのままの現状を報告させていただきました。建設常任委員会は通常の委員会ではなく、協議会形式をとられておりました。私どもとしては、市民に隠すようなことは一つもありません。事務局にお聞きになったらわかると思います」
との返事である。
 事務局に直接電話をかけて聞いたものではあるが、気楽に明るく答えてくれた職員もわるげがあってのことではない。かえって常任委員長の方がおかしいという事実がはっきりした。私の手落ちであった。委員長に確認すべきであった。誤解したことをお詫びした。

 この話に続いて、次のような発言が続いた。
「私たちの会社は、決して市民を排除するなどという立場はとっていません。むしろ市民に理解していただくために、どのように市民との交流を深めるべきか、検討しているところです。今日はそのような話もしたいものだと思ってきたところです。」
 
 この後、私たちの反対の立場を明確に示しつつも、専門的内容も含めて、多面的にそして意欲的に意見の交換が行われた。
 1時間の予定が、終わってみれば2時間をオーバーした。今後の方針のいくつかについても合意あるいは検討の約束が交わされた。

 最初の話し合いにしては、お互いの気持ちもわかって結果としては、あとに嫌悪感の残らない、さっぱりした話し合いであった。以上報告である。

                     kawakami

 

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