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自治会でのびっくり話~投稿~ [選挙]

 市内某所のある自治会連合会の理事会での話である。

 現職の市長から、自治会の連合会長宛「立候補にあたって推薦をお願いしたい」との依頼状が舞い込んだという。連合会長はそれを理事会にかけて、採決で推薦を決定しようとした。その時の説明の中に
「推薦を断ることで、今後市の方から面倒を見てもらうにしても、渋い顔をされても困るし・・・」
といった趣旨の説明があったという。

 もしそれが事実であれば、市長は「地位、権力を利用した公職選挙違反」になる。第一出す方も出す方だが、それを理事会にかけ、理事会段階で、その地域住民の意思全体を表すものとしての推薦をすること自体がおかしいし、推薦によって自治会員の意志を拘束するとすれば、憲法違反になる質のものであることぐらい、連合会長というのであれば、当然わきまえていなければならない常識と言えよう。

 幸い、理事の皆さんがしっかりしていて、否決になったということだが、まだそのような風習が残っているとは、あきれた話である。政策論をしっかりと戦わし、市民の判断にゆだねる。選挙の公明さとはそういうことだ。

                              古い政治の嫌いな一市民
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