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議会改革~新聞記事特集その3~首長提案議案 [議会の在り方]

 「3ない議会」という言葉がある。「丸呑み」「非公開」「無提案」の議会のことをいうそうだ。俎上に上がったのが宇都宮市である。議員の本会議での質問は2回までと制限している。理由は「議会の円滑な運営のため」だと言う。4年前に申し合わせで明文化したそうだ。この間市長が提案した議案は715本すべてそのまま通している。議会には7会派があるが政策条例を提案した議員は一人もいない。議会広報には議会の採決について議員の賛否は勿論会派の賛否すら載せていない。(朝日新聞)

 袖ケ浦議会は、私たちの陳情がとおり、ようやく議員の賛否について「議会だより」に掲載するようになった。22年の3月議会から、6月、9月、12月の4回の議会に75本の議案が提案されている。数本について採決で反対を表明した議員はいるけれど、結局は無修正のまますべて通っている。議員提案の議案は今のところ一本もない。公開は徐々に広がりを見せているが、そのため夜に議会を開くとか、土曜、日曜に開くような、あるいはそのときには託児所を設置するような、積極的な公開についての努力は見られない。なにせ、まだ議会報告会を議会として開く意向など耳にしたことがないのだから・・・「3ない議会」とは言わないが、市民の中に積極的に、議会として飛び込む努力が欲しいものだ。君津市議会は「近隣都市の中で議会改革の先頭に立つ」ということで「議会改革検討会議」を立ち上げた。議会の鮮明な意志を見たいものだ。

                                                kawakami
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