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久留里ー亀山間の廃線を許さない! [JR問題]

パソコンの不調でこのブログを1週間お休みをしてしまいました。また再開します。
本日は、久留里線の地域を守る会の 石田さんの記事です。
            2024/07/16    せき

久留里ー亀山間の廃線を許さない! その①

久留里線と地域を守る会    幹事 石田 業明

水を守る運動にがんばっている会員の皆さん。心からの敬意を表します。
空気、水、食料は人間が生きながらえるためには最低限必要なもので、これを汚染したりすること
は許すことができないことです。
鉄道も人間の進歩にとって大切な役割を担ってきました。新橋ー横浜間に鉄道が敷かれて 151 年。貨物輸送、旅客輸送で大きな役割を果たしてきました。中曾根康弘政権による三公社五現業の民営化で、国鉄、電電公社、専売公社が民間会社となり、国鉄は貨物会社と北海道、東日本、東海、西日本、
九州、四国の 7 つの会社に分割されました。
税金を使って線路や駅舎を造って、地方では苦労して開拓した田畑を安値で買い上げ、久留里ー亀山間では先祖の墓を掘り起こして鉄道を敷いたという話も聞いております。
私はかつて若いときに北海道の国鉄におりましたが、北海道という極寒の中で、囚人が作業に駆り出され、枕木の数だけ人柱ができたと聞いたこともあります。

このように多額の税金と労力、命がけの工事で造ってきた鉄道をただ同然で払い下げ、莫大な利益を上げ、儲からない路線は切り捨てる。こんな理不尽なことが許されていいものでしょうか。
同じ税金を払っていながら 3 分ごとに電車が来る地域もあれば、5 時間半も列車が来ない地域に住んでいる人たちに、田舎は不便だからと税金を割り引いてくれますか。
2 兆 3600 億円(2021 年度)もの内部留保を溜め込んでおきながら、たった 9.6 キロの路線を剥がそうとしたり、公共交通の 20 倍もの税金を道路に注ぎ込み、高速乗合バスを 1987 年の 249 本から 5132 本に増やすなど、すべて大手ゼネコンや自動車業界のための政治が横行しているからではないですか。
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