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一般質問傍聴記 1 [議会ウオッチング]

 傍聴記を今日から綴ってまいります。質問大綱から私が「これは聞きたい」と思うものを選ぶという勝手な選び方ですが、ご寛恕願います。
まず第一回目は、公明党・木村淑子議員の一般質問を選びました。お読みください。

◆ 木村淑子議員
 もともと公明党は、「平和と福祉の党」でありました。それが政権に近づくにしたがって、平和の面影が徐々に、消えていきました。自民党は「戦争のできる国造り」政策ですから、平和問題に消極的にならざるを得ないのは当然でありましょう。

 さてこの中央の流れに沿うように、わが袖ケ浦市議会の一般質問でも、公明党の議員の方々の取り上げる課題は福祉問題に絞られていて、平和問題に触れる方など、木村議員が前に一度とりあげたことがあると、今回の質問中話されていらして、「失礼しちゃった」と思わず口に出したものです。
 そして木村議員は、今回また大胆にこの問題を取り上げられたのです。一体どういうことをお聞きになるのでしょう…それが今回の傍聴記に取り上げた理由なのです。

 木村議員は毎年原爆投下の日、慰霊祭に合わせて1分間の黙とうをささげていらっしゃるという。そのことを話された後。市の具体的取り組みと教育現場での取り組みについて尋ねられた。
市長は「平和都市宣言」であることを前提に、8月に恒例的に行われている原爆写真等を中心に行われている庁内展示のこと、図書館の取り組み。博物館の取り組みなどを話された。
 教育長は教育現場での平和教育についていくつか話されていた。

 木村議員の提案の中で、びっくりしたことがある。それは小中学生の原爆慰霊祭への参加の検討が一点と、「核兵器禁止条約」へのオブザーバーとしての参加を強調されたことである。(サスガに条約国になることの訴えはムリであった) ご存知のように、被爆国日本は、この条約に参加していない。

~第2回締約国会議の日程は11月27日から12月1日。鈴木市長は被爆地長崎と平和首長会議の代表として27日から29日までの会議に出席する。NGOセッションでの演説や、各国軍縮大使らとの面会、サイドイベントへの参加を予定しているという。 核兵器禁止条約は全面的に核兵器を違法と明記した初の国際法で、2021年1月に発効された。初会合は昨年6月にオーストリアのウィーンで開催され、23年8月現在の締約国は68カ国、署名国は92カ国。日本は条約に加わっていない。被爆者らは唯一の被爆国として批准、署名などを求めているが、岸田文雄首相らは慎重な姿勢を崩していない。(朝日新聞デジタル)~

 木村議員のこの発言に、私は思わず手をたたいてしまった。

 今日の傍聴記はこのことで充分です。なお念のために記しておきましょう。
袖ケ浦市の「平和都市宣言」は、私達の「袖ケ浦市民が望む政策研究会」の関会長の提言によって確立されたものであることと。「全国平和大行進」の袖ケ浦コースは毎年行われていますが、市が全面支援、出発式は市役所玄関前で行われ、職員の皆さんが出発式に多数参加され激励されていることを・・・。(明日に続く)



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袖ケ浦市議会 革新的! 国会も見習ってください! [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会は、何十年にもわたる悪弊を全員合意で中止決定いたしました。勇気ある今回の決定に、熱い拍手を贈ります。このことについて朝日新聞堤記者が取材して記事に掲載してくださいました。
心から感謝申し上げます。 (クリックすると大きくなります)              
                                    かわかみ

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袖ケ浦市議会一般質問 4 [議会ウオッチング]

~お詫び~
 昨日の記事の最終に、笹生猛議員を入れたつもりが入っていませんでした。お詫びし今日冒頭に掲載します。

◆ 笹生猛議員 8日14時15分頃
 袖ケ浦市「子ども議会」の概要と展望

◆ 伊東章議員 11日 9時30分
 1、教育基本方針  袖ケ浦市における学校教育井の基本姿勢
 2,子供の医療費助成対象者・・これまでの申請者は

◆ 篠崎典之議員 11日10時半頃
1、公民館の市長部局移管方針と社会教育
 ① 市長部局への移管撤回を
 ② 教育委員会の論議は
 ③ 街づくりのビジョンは
 ④ 指定管理者制度の導入のためか
2,公共交通
 ① 久留里線の存続発展を、市も構成市にならないのか
 ② ガウランドバスの試行運転を
 ③ 「チョイソコがうら」の全市的検証を
3,天然ガスによる火力発電所建設計画
 ① 再生可能エネルギーの推進を

◆ 塚本幸子議員   11日午後1時15分
1,「水道料金値上げ」問題
 ① 基本計画について
 ② 料金改定の必要性と検討経緯
 ③ 市民負担軽減のための措置は
2,指定ゴミ袋の値上げ問題
 ゴミ袋料金値上げはどのようになっているのか、またプラスチックごみの分別についての考えは
3,産科婦人病院が無くなったこと。私立保育所の問題
 ① 参加病院の誘致についてどのように考えているのか
 ② 子育て環境の総合的見直し問題

◆ 稲毛茂徳議員 11日午後2時15分
 台風15号・コロナウイルスへの対応を踏まえ市政運営と今後の見通し
 ① 上記2点の総括医的所感
 ② この4年間についての評価・判断を
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一般質問の具体的内容 2 [議会ウオッチング]

 8日の一般質問は湯浅榮議員。伊藤啓議員。励波議員。笹生猛議員である。

◆ 湯浅榮議員
① 身寄りのない人の死亡について
 この質問は、私の友人が東京で親せき縁者もなく、亡くなった時、どういう対応ができたか…その実態に比較して、袖ケ浦市ではどうなっているのか・・という疑念を抱いていた。この問題では、お二人の議員が質問されている。徐々に整備がつくられてきたよおうだ。お聞きしたい。
②産後ケアについて
 政府がこの問題に取り組みを開始している。袖ケ浦市はどのように対応されているのであろうか。

◆ 伊東啓 議員
平川地区の公共交通、移動手段について、5点の質問
 ① 現状と課題
 ② 久留里線存続問題
 ③ 平川地区に高速バスターミナル建設を
 ④ 「チョイソコがうら」平川地区での実証運行は?
 ⑤ 平川地区でのレンタサイクルの実証実験の進捗状況

◆ 励波 久子議員  3点
1、GIGAスクール構想
 ① タブレット端末一人一台と学習効率
 ② 夏休みでの宿題とタブレット端末
 ③ 家庭のインターネット環境
2,放課後児童クラブのICT環境整備
 ① 上記実情
 ② 宿題にタブレット端末を利用することは知らされておらず、放課後児童クラブでは混乱
3,学校給食の無料化
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一般質問の具体的内容 1 [議会ウオッチング]

 今日から一般質問順に、内容について紹介します。今日は吉岡議員・木村議員・緒方議員です。

◆ 吉岡淳一議員
 吉岡議員は「気候ネット」の正式会員でもある。今回も第一に取り上げているのは「温暖化対策」である。
1,「温暖化対策について」5点につい打て追及・・並べてみましょう。
① 第2期君津地域廃棄物処理事業の進行状況
② CO2排出の少ない燃料になっているのか
③ 廃棄物発電等・・ごみ資源再利用を考えているのか
④ 「カーボンニュートラル都市ガス」の構成部分は
⑤ エネルギーの地産地消は
2,A1(人工知能)について
① 庁内のルール作りは
② 教育現場での活用予定は

◆ 木村議員  2点  公明党議員の画期的質問。平和問題に注目
1,平和に関する事業
① 平和に関する事業
② 学校における平和教育の取り組み
2,道路交通環境
① 花川橋交差点の信号機のこと
② 今井から長浦駅前間県道の法面の樹木と歩道の雑草について・・危険
③ 豪雨災害の冠水カ所17カ所~現状と対策
④ 道路異常の通報アプリ

◆ 緒方議員
1,マイナンバーカード
① 総点検の現状
② 人為手的ミスを防ぐ対策
③ 市としての独自活用は
2,空き家の管理
① 「特定空き家」はどれくらいあるのか
② 「特定空き家」に対する調査等具体的対策

 第一日目の一般質問です。
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袖ケ浦市議会一般質問 1 [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会9月議会が始まった。8議案・認定2議案・諮問2議案・報告5件・陳情1件である。
議会の花、一般質問には11議員が登壇する。その日程をお知らせしよう。

7日 3名
 吉岡 淳一 議員  10時30分     温暖化対策   A1について
 木村 淑子 議員  13時15分     袖ケ浦市の平和事業  道路・交通環境
 緒方 妙子 議員  14時15分     マイナンバーカード  空き家対策 認知症基本法

8日  4名
 湯浅  榮 議員   9時30分    身寄りのない人  産後ケア
 伊藤  啓 議員  10時30分    平川地区の交通  
 励波 久子 議員  13時15分   教育行政 マイナンバーカード かずさ水道広域連合企業団
 笹生  猛 議員  14時15分    袖ケ浦市子ども議会

9日  4名
 伊東 章良 議員   9時30分   教育基本方針 子どもの医療費
 篠崎 典之 議員  10時30分   公民館市長部局移管 公共交通 火力発電所
 塚本 幸子 議員  13時15分   水道料金値上げ
 稲毛 茂徳 議員  14時15分   市政運営と今後について

 明日は、各議員の小項目につてお知らせする。任期3年目の最終議会である。任期16回の中の12回目である。あと4回の議会。最終議会では一般質問一覧用を提示したい。
                                  kawakami

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袖ケ浦市議会の歴史的快挙に拍手! [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議会の歴史的快挙に拍手!

24日に行われた全員協議会に、篠崎典之議員から
「市民団体から、『執行部が提出議案の賛成討論原稿を作成し、本会議等で市議が大筋として、その原稿をもとに討論が行われている。このようなあり方で良いのか、市議会として話し合ってほしい』という要望が届いています。会派代表者会議か議運で議論、検討してほしい」という問題提起がされました。
 この提起を受けて、25日の「会派代表者会議」で検討が行われたとのことです。議論、検討は約1時間かかりました。非公開で行われたため、発言内容は不明です。しかし、討議結果は報告されています。決定事項は次の2点です。

① 9月議会から賛成討論等の執行部による原稿作成は中止していただきたい旨執行部に申し入れること。
② 議案提案時の執行部の補足説明の内容文を議案審議や討論作成の資料として、数字等間違いのないよう議会事務局を通して全議員のタブレットに送付して欲しい旨、申し入れること。

 採決事項としてではなく、会派代表者による討議で、実質的に市議会全体の合意事項とできたことは素晴らしいことです。袖ケ浦市議会史に記録されるべき金字塔であると思います。過程において種々ご配慮いただいた榎本議長にも深く感謝申し上げます。

「会派代表会議」終了後、引き続き「議会運営委員会」が開催されました。
ここでは、私たちの会が提案した「公民館の市長部局への移行と公民館の名称変更に係る議案が提出された場合、廃案あるいは継続審議を求める陳情」の扱いについて討議されました。
 励波久子議員は、「地元の市民団体からの陳情であるから、そのまま陳情として扱うべき」との意見が出されましたが、結論は、内容的に議案として提起されていないものについての陳情なので、陳情案件としてはふさわしいとは思えない・・・ことから意見書として議員全員に配布する・・
ということになりました。ただ市民の声としての陳情なので、根本駿輔議員・緒方妙子議員の常任委員会が合同で意見を聞く機会を設けたいがどうであろうか・・とのお電話をいただきました。喜んで引き受けたところです。

  以上2点、袖ケ浦市議会が、大きく、市民の声に応えてくださった嬉しい報告です。


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議会傍聴記6 [議会ウオッチング]

 ◆ 励波議員の質問を聞く。大綱2点。
1, 市民会館・公 民館の市長部 局への移管に ついて
2, 公共交通と市 民の足の確保 について

 この中でここでは、1について、特に関心があるので取り上げたいと思う。

 なぜこのようなことが起きたか・・2023、1月14日に書いた私のブログには、次の文章が掲載されてあった。

 文部科学相の諮問機関である中央教育審議会の生涯学習分科会は今月上旬、公民館や図書館、博物館などの「公立社会教育施設」の所管について“自治体の判断で教育委員会から首長部局に移すことができる特例を認めるべきだ”とする「審議のまとめ」を中教審で報告しました。これに対して、関係学会から「社会教育行政の衰退を招く恐れがある」との批判の声があがっています。023-01-14

日本社会教育学会会長の長澤成次・千葉大名誉教授の話 社会教育施設の移管は、博物館事務の文化庁への移管や社会教育課廃止などの文科省改編案と一体の流れで、観光振興など経済・効率性が優先され、住民の多様で自由な学びの権利を保障する社会教育行政・施設を衰退させるものです。
 「審議のまとめ」では首長の政治性に左右されない中立性の確保についても認識の後退がみられます。移管なら、職員の任命も教委から首長部局に移り、公民館主事・図書館司書・博物館学芸員の専門性に基づいた自由で自律的な社会教育労働が、観光やまちづくり行政との一体化を目指す首長部局の上意下達のもとで否定される危険性が生まれます。

 今まで公民館を使っていた、利用者懇談会、社会教育推進員会議、公民館運営審議会、利用されていた市民の声等・・・一切の声を聞きもせず、市長と幹部職員の会議で一方的に行われた措置である。
 袖ケ浦市長の最近の特徴は、現政権直轄方式で、その決め方まで閣議決定そのものの方式の模倣としか言いようがない。

 励波議員の質問は、このようにして実現した市長部局移行の結果、具体的にはどのような成果が生まれてきているか…というものであったが、答弁は検討中のみ・・何もないというものだ。
 鳴り物入りで作られた「長浦地区まちづくり協議会」が、長浦公民館を活用して、目覚ましい成果を上げている‥‥などとは到底思えないし、公民館運営委員会で今回の措置を危惧する意見が当然のように沸き起こったのも当然と言えよう。

 粕谷市政がこの4年間、かかげてきた6項目の公約実現のずさんさを、総括的に明らかにせねばならぬことを感じた質問であった。                Kawakami


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議会傍聴記 5 [議会ウオッチング]

 篠崎典之議員の質問を聞く

1市民の健康と自然を守る環境保全行政について
① スクラップヤードの問題
② 林地区の再生土不正埋め立て問題
③ ドイツ村隣の残土埋め立て計画の進行状況

2,一般家庭からの廃棄物処理行政について
④ 家庭ごみ袋問題
⑤ 高齢者・障碍者のごみ収集問題
以上、大綱2点と具体的項目5点である。

1, スクラップヤードの問題・・・フジテレビは2度にわたって、袖ケ浦市に9か所も一気にできた水クラップヤードを取り上げてくれた。
 篠崎議員のスクラップヤード問題に対する上記3点の回答はすべて、「新しくできた『袖ケ浦市再生資源物の屋外保管に関する条』に即して行った指導結果が、6月30日までの期限で報告書が上がってくる。その結果を見ての対応」との回答後の対応と、説明に来た県職員の不誠実な態度に怒りを感じている
 特に異臭と溶剤についての住民の声が激しい。フジテレビでは、音響の激しさについて実際数値で測定した結果を出していた。下の排水図をよく見てほしい。私は、井戸水の汚染に進んでいるのではないかという率直な疑念を持っている。横田基地周辺PFASでの井戸水汚染で使用停止になっている状況とダブって見えるのだ。(クリックすると大きくなります)

日高金属排水.PNG

2、林地区の再生土不法埋め立て地問題
 県と市の報告では、「埋め立て表面には瓦の粉砕したものが混じっている。これは有価物なので不法埋め立てとは言えない」という説明をしたという。県職員という役員さまの目には、砕いた瓦のかけらが、貴重な価値を持っているように見えるのか・・不誠実極まりない。地区13世帯の住民中9人が癌になられ、その中のお一人が亡くなられたという。水道は高地なので通っていない。井戸水を使用しているという。「井戸水も調査はしたのか」という質問には「通常河川の21項目はしたが、有害物はなかった。飲み水としての調査51項目はしていない」との回答。「調査しないのか」「飲料水としての検査をする考えはない」
 地点を決めて内部調査をする約束であったが、以降地権者との連絡が取れなくなり、土地が譲渡され地権者の名義が変わっている。どうも同族のようだが住所は沖縄である。
 かって、違法埋め立てがあり、地権者が行方不明になった「蔵波6」の事例を思い出す。

 篠崎議員は、このような不法埋め立てを許さないためにも、市独自の「残土埋め立て条例」をつくる意思はないかという質問に
「県の条例があり、規制もきちんとされているので新たに作ることは考えていません」
あきれた。

ふと、出口市長提起の再度の「袖ケ浦市残土埋め立て基本条例」採決の日を思い出した。その一部を紹介する。

 2017年3月13日のブログの一節である。

傍聴席は満席であった。特に残土埋め立ての多い高谷地区・中川地区・ひらおか・横田の方々の傍聴が目立っていた。
 篠崎議員は、発言で
「今日の傍聴席には、実際被害にあった方が、審議の内容を聞きにいらしてる。その気持ちに応えていただきたい」
と呼び掛けるところから発言されていた。
 
 結果はどうであったのか・・・原案否決。議会定員22名。議長を除いて、採決は10対11‥・1票差の結果である。これで2回続けての原案否決になる。なぜこういうことが起きるのか?

 この議案で、採決後、休憩に入ると、渡辺議員(前議長)が、S議員のところまで行き、「ありがとう」と声をかけ、感謝している姿が見えた。なるほど。創袖クラブ6名、修正案を出した新風会4名(修正案内容については次回)だとすると決定打はプラス1のS議員であったわけだ。渡辺議員が、ふかぶかと頭を下げた理由もわかるというものだ。ご承知のように渡辺議員ご自身が残土埋め立て業者であるのだから・・・。
  S議員とは????                      kawakami
















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議会傍聴記 4 [議会ウオッチング]

 今日は湯浅議員の傍聴を聞く。特に私が聞きたかったのは、大綱2点目「身寄りのない人の死亡(無縁遺骨)についてである。以前前田議員の一般質問で、当時は一人暮らしの方から相談を受けたときのことを話されていらした記憶があります。
 実際に私の経験で、東京都に住んでいた身寄りのない友人の葬儀の時は、病院の相談員・地域包括支援センター・東京都のお世話で、大きな寺院の無縁仏に安置され、ありがたいことだったという経験があり、当時の経験を担当に報告しながらお聞きした時は、今回のような明確な回答は出てこなかった。
 その点しっかりとした回答が出てきて、市もきちんと調査され、実行されていることを知り「ありがたいことだ」と思った次第です。

 湯浅議員の質問と回答内容を言報告しましょう。
① 無縁墓地への埋葬者数  2019年 8体、 20年 13体、 21年 7体、 22年 2体、
  23年 6体、  合計  36体 
② 個人が所持していた財産はどう処理されるのか 
  国の法令に取り扱いの手引きがあり残金は 法務省に供託されてある
③ 法令での遺族の決まりは  
  法定相続員として定められている範囲 (細部説明)
④ 生前無縁墓地への埋葬の希望有無を調べることはあるのか
  本人の意志により伺うこともある
⑤ 今後増えると思うが、あらかじめ自分の墓地をお持ちの方がいらしたそこに埋葬してほしい・・
  との意思表示があれば可能か
  死後委任・・・第3者による手続きが取られてあれば可能である。

 時間がなくてここまでで終了した。大綱1点目は「蔵波台地区内の安全性と美観の向上について」という項目内容であったが、細部にわたっての調査に基づく質問内容であった。
 お疲れさまでした。                     kawakami
 
   
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議会傍聴記 3 [議会ウオッチング]

 今日は吉岡淳一議員の傍聴記を書く。前に会員傍聴記を書いた折、その中に
「それと吉岡議員の元自衛隊を採用問題で給与は市の負担か?国ではないか」
という質問で、部長は
「袖ケ浦は財政が良なので国の補助なし」
と回答。吉岡議員に確認が求められ修正された。 市はあまり調査をしてなく議会に望んでいる。
という感想が寄せられている。そこをまず聞くことにした。

 吉岡議員の質問は
「また南海トラフ 地震、首都圏直下型地震など迫りくる大規 模災害に対する備えは大事であるが、専門 的な知識経験を有する退職自衛官の任期付 採用はどのような災害対応を想定している のか。」
という質問である。これに対する答弁の中に
① 激甚災害への対応と、
② 他国からの攻撃に対応した用務(避難誘導等)
を挙げた

◆ ①についいては大災害時の対応として理解できる。しかし他国からの攻撃への対応については、理解できない。他国からとはどこの国を指すのか・・(特定の国は答弁不能) あってはならないことを事前に想定して、自衛官OBを採用する…というのは間違いではないのか。この言葉は削除するべきだ。
と迫った。このことに対する正確な回答はできなかった

◆ 併せて、採用した自衛官OBに対する報酬は、当然国は負担すべきものと考えるがどうか・・
「袖ケ浦は不交付団体だから、交付税による補助金は出ない」の答弁についても、「この件について財政力指数は関係がないはず」との指摘を受け、議長預かりになった。

 事前に質問事項はとどけてあるのだから、当然想定される内容についての答弁は準備していなければならないのに、後刻調査報告になってしまった。

★ 政府直結路線の袖ケ浦市だから、お上の言うことはまっすぐそのまま、めったにないこと緊急に実現しようとしての、調査不足である。ただ年配者としては、戦前の似たような政策が、いろんな形で入り込んできていることが思い出されてならない。「新しい戦前」風景が議会にも登場してきた想いである。
★ 明日20日は、吉岡議員原告 粕谷市長被告の、行政裁判判決の日である。千葉地裁可能であれば千葉地裁まで走りたい。農業委員会贈収賄事件以降、久々の裁判判決である。
                               kawakami
                



 


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議会傍聴記 2 [議会ウオッチング]

 公明党の星・木村淑子議員が一般質問トップを切って登壇した。木村議員は広島県出身であるという。G7における各国首脳のヒロシマ訪問に係り、平和への誓いを冒頭に話されたのには同感である。

 質問の大綱2点 1 教育環境の整備・充実について  2 市民の健康を守る取組について
の中で、私は特に1点目に興味を持った。文部省が発表した『こころプラン~だれ一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策』の問題である。

過去の質問で不登校問題を取り上げた事例をまずは紹介しよう。
平成27年3月16日、議会答弁議事録 福原議員一般質問   (2015年)
● 長期欠席者(30日以上) 小学校 28名     中学校  50名
● 不登校者数        小学校 15名     中学校  39名
               合計  43名      89名

②  平成28年9月18日付公文書公開決定通知書(情報請求に基づく回答)(2016年)
● 長期欠席者(30日以上) 小学校   26年度 36名  27年度  32名
●  同上          中学校   26年度 58名  27年度  70名
               合計       94名       102名

③ 29年9月議会「議会だより」172号 決算特別委員会        (2017年)
● 小学校  心身の健康  304件(含む教師) 発達障害 259件 
                            不登校 200件 
● 中学校  心身の健康  187件  家庭環境136件        
                            不登校 126件 
        合計    491件               326件
 
6年前までは、毎年のように質問が出て、毎年のように不登校児童・生徒は増えていた。
残念ながら、今回は、文部省から出たあたらしい取り組みへの対応だけの質問で、実態は不明である。
教育長は新しい取り組みとして以下の方法を述べていた

① 全ての不登校児童・生徒全ての子に学びの場を確保し、学びたいときに学べる環境づくり
ここでは中学校のサポートルーム  小学校の保健室・多目的教室を利用し一人一人を見守る活動
② SOSを見のがさない取り組み
表情を見逃さない   声をかける事   面談・教育相談  アンケート等
③ 教師の授業技術の向上  サポートルームの活用  個別相談

以上の「誰一人取り残さない学びの場の取り組み」で学級に戻った事例も出てきた。
という教育長の報告であった

 このような問題が出る時、決定的に取り組みの欠けているものを私は感じてならない。
「生活指導」という言葉がいつしか消えて「生徒指導」になってから、基本的指導理念が変わってしまった。
 いじめ・不登校がそのころから増え始め、中には学校の機能不全状況にまで落ち込んだ学校まで出てくるようになった。

 決定的理念とは、生徒指導という言葉が表しているように、生徒ひとりひとりに対応し、一人一人の努力での立ち上がりを期待する指導になってしまった。子ども達が励まし合い、磨き合い、主体的に切り拓く、子ども中心の学級づくりや学校づくり、その中でこそ子どもたちはまっすぐ育っていくものだという理念欠如の形式指導、これでは不登校はなくならない。

 袖ケ浦市が毎年行っている「市民三学大学講演」に、かって稚内市立南中学校長であった横山幸一 先生がいらした。殺人以外は何でもあるという南中学校を、3年間で子供たちが生き生きと学ぶ学校に変えてしまったという内容の講演であった。この講演からどうやら袖ケ浦市教育委員会は、何も学んでいらっしゃらない。
  木村議員の一般質問と回答を聞きながら、袖ケ浦市の教育はまだまだ遠い・・と感じてしまった。
                                      kawakami











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議会傍聴記 1 [議会ウオッチング]

 今日から、議会傍聴記に入ります。まず会員からの寄稿がありましたので、そこから出発いたしましょう。  Kawakamni


 一昨日、昨日
 議会傍聴しました。佐藤博文(元東電組合千葉副委員長)議員が質問で、10数名?が動員傍聴に来ていました。
彼の質疑を初めて傍聴しましたが組合役員をやっていただけあって手際よく流石

 稲毛議員の傍聴は朝用事があってできませんでしたが、湯浅議員のU字溝蓋など身近な事柄、市民からみれば身近な問題だけに支持を得られる。これが元蔵波台の自治会長湯浅議員の強みと感じました。

 砺波議員の公民館の市長部局移行問題はもっともであり、感心するが市長部長の逃げ切り成功
安倍晋三のように同じような回答を繰り返せば質問時間終わる
 最初から結論がありで理由は後付け、広域化などの問題と同じ・・・結局、市長が粕谷さんであるかぎりどんなに整合性を追求しても同じ結果と思った。

 それと吉岡議員の元自衛隊を採用問題で給与は市の負担か?国ではないかという質問で、部長は袖ケ浦は財政が良なので国の補助なしと回答。吉岡議員に確認が求められ修正された。
 市はあまり調査をしてなく議会に望んでいる

 財政力指数の良くない自治体の方が高い福祉を実現して袖ケ浦は消極的な理由は、 国などの補助金制度に精通した人材が回りにいないことではないか?
 粕谷市長が浜団の自治会館で町民と交流会?の話でも、財政が良くないと国の交付金がでると言っていた。

 経常収支比率が県平均86%なのに、袖ケ浦は89%超えている理由は、広域化や駅舎などの箱ものに大金を投じた結果であることと、補助金の利用方法を熟知していないためではないか?と私は思っているがどうでしょう・・ 電気料金を下げる手法も知らないようだし
ちゃんと政策研が代表的な市の財政を調査していないことも原因、富津に学ぶべき

                                 袖ケ浦の閻魔大王

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6月議会が始まる 3 [議会ウオッチング]

 今日は三日目、15日の一般質問内容である。11人の方の登壇。なかなか12人以上にはならない。そろそろ一覧表を公表しようか・・・kawakami


◎ 篠崎典之議員
1 市民の健康と自然を守る環境保全行政について
 ① スクラップヤードの問題
 ・「袖ケ浦市再生資源物の屋外保管に関する条例」が成立した。この条例に基づく規制の現状と解決までの対応は?
 ・スクラップヤードの周辺住民からは、「異臭がひどい。」「体に影響が出るのではないか心配」「堆積スクラップが崩れたら大変」などの声
 ・規制や改善はどうなっているのか 

 ② 林区陳場台の破砕瓦、廃金属等の大量堆積物について千葉県は「有価物」であると決めつけ反発が広がっている。市と県は業者と交渉し発作調査をし撤去させるべき。

 ③ 川原井の東京ドイツ村近隣の残土埋め立て計画についてその後の動きはどうか。市長はなぜ独自の残土条例制定をしないのか

2 一般家庭替えらの廃棄物処理行政について
① 45リットルの指定ゴミ袋は荒唐無稽白紙撤回を
 ② 高齢者や、障碍者のごみ運びの困難について全市的なごみ収集サポートを行う仕組みを作らないか

◆ 「フジテレビ」の「タケシのテレビタックル」6月4日では、袖ケ浦の「スクラップヤード」について2回目の特集を行った。そこではズシーンと響く音響が、規制を超えている事。社長に直接電話で抗議も含めた追及をそのまま放映していた。袖ケ浦はこの問題で全国的に有名になってしまった。そこでは「条例では弱すぎる。法律にすべきだ」との主張もあった。
 説明会における、市と県の対応は、資料ひとつ出すことなく、破砕瓦は有価物だから・・・吹き出す
ような理由を平然とつけていた。
 伊藤啓議員(野里)小国勇議員(高谷)篠原幸一議員(横田)榎本雅司議長(横田)は、このことに黙っていらっしゃるようだが、まさか認めていらっしゃるようなことはないであろうに・・・

◎ 佐藤麗子議員
1 子ども真ん中社会の実現に向けての取り組み
 4月1日より家庭庁が設置された。子ども政策に強力かつ専一に取り組む行政組織である。これを受け袖ケ浦市はどのように取り組んでいくのか伺う。

2 5月木更津市に震度5強を観測した地震をはじめ、緊急地震速報が流れる頻度が増えている他、台風災害や強風雨などいつ巨大災害が起きてもおかしくない状況が続いている。
 昨年10月23日に行われた袖ケ浦市総合防災訓練は、庁舎内に対策本部を設けたり、地域ごとに別れ、より実践に即した訓練を行うなど大きく変化をした。そこでまず昨年の防災訓練の評価について伺う。

◆ 吉岡議員、稲毛議員、そして佐藤麗子議員と3人の方が、それぞれの視点で防災対策についての質問をされている。これを合わせると、次期災害に対するに対する、適切な対応が可能になると思う。
そんな視点で、行政には対策に力を注いでいただきたいと思う。

◎ 根本駿輔議員
1 交通施策について
① 「チョイソコがうら」の現状について。本格導入に向けての指標(乗合率・利用者数・収支率)
②袖ケ浦北口は、高速バス需要が比較的強いと思われるが、直行便がほとんどない。バスターミナルとの接続が今一つであまり使いかってが良くないとの声もある。改善していく方針はあるか。

2 「再生資源物の屋外保管に関する条例」いわゆる金属スクラップヤード等に関する条例について、4月から施行されたが、新規の許可申請、既存事業場の届け出はどのような状況か・・

◆ 「チョイソコがうら」に乗ってみた。その感想をそのまま書く。
① 運転手さんは、収支率は低いですよ・・とのこと
② 土曜・日曜に知らないでかけてしまった…がっくり
③ 一人で出かける分には何とかなるが、2人で出かけると二人往復1200円。
年金生活者にとっては痛い。
④ せめて公共箇所については同じ300円にしてほしい。

2 「再生資源物の屋外保管に関する条例」施工後の状況について
 篠崎議員の質問もあり、ここでは二つの図を紹介したい(クリックすると大きくなります)
  これは再生度埋め立て地の表面(粉砕した瓦が見える)

再生土.PNG

 これはスクラップヤードから出た排水(私は今問題になっているPFASを含む排水と思っている)

日高高金属放水.PNG

◎笹生猛議員
1 総合計画における後期基本計画策定と実施計画について
 令和2年度を初年度にとする総合計画に基づき、本年度は第2期実施計画が始まっている。現総合計画は台風災害からの復興や新型コロナウイルス感染症への対応など災害対応に追われての実施であった
と認識している。このような状況下での第2期実施計画の策定、更に後期基本計画の策定について伺う。

◆ 総合計画についての質問は笹生議員お一人である。昨年度急速に提起されたいくつかの今までにない政策変更がある。果たしてこれらの政策と総合政策との関連をみつめつつ、期待して質問を聞きたい。

★ 今議会から一般質問を添いのまま動画で見聞きすることができるようになった。開かれた議会の第一歩である。感謝するとともに、作業に当たられる職員の方々に深い御礼を捧げたい。

     (以上この稿を終わる)







    
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6月議会始まる 2 [議会ウオッチング]

 今日は2日目4人の質問内容を紹介する。長文の説明箇所は、私の方で勝手にまとめさせていただいていることをお許しください。    kwakami

◎ 村田 稔議員
  市が管理している公園の現状と課題、今後について
 ① 個所数と総面積について
 ② 維持管理に要する費用について
 ③ 敷設施設・設備等の点検について
 ④ 今後の維持管理をしていく中で懸念される問題等は何か、またそれらについてどのように考えて   
  いるか

◆ 今日担当に電話をして聞いてみようかな・・すぐわかるけど・・

◎ 稲毛 茂徳議員
 1 令和元年9月の台風15号・19号の経験を生かした、災害に強い街づくりについて
  ① 森林に強い森づくり事業の概要
  ② 倒木と停電・・予防的伐採の必要性が問われているが市内の対応状況は
  ③ 減災・防災の観点から令和元年以降の取り組み

◆ あの日、酷熱の中、停電のためお米が炊けなくなって困っているであろう友人の宅を、我が家は停電にならなかったため、握り飯弁当を抱えて、ご近所・友人宅を回ってみた。交差点の信号機がついていない。コンビニは品物がなく閉鎖状態。倒木があり、電柱が倒れ、車が通れない状況にあった。
 友人の所では、荒れた竹林をご近所総出で整理されていた。
わがやのご近所の方からは「地獄に仏」と喜ばれた。
 稲毛議員のことだ。特に3点目の質問と回答とさらなる再質問・・・それが聞きたい。

 ◎ 湯浅 榮議員
1 蔵波台の安全性と美観の向上について
 蔵波台は昭和45年から58年の13年の歳月をかけて完成しましたこと。
 同じ時期に福王台、長浦駅前で行われたこと。
 共通事項として宅地に入った道路には側溝のふたがないことと高齢化が進んでいること。
 2022年の国勢調査では蔵波台の人口は8553人、世帯数3696世帯で市内一の大きな団地であること
  
 昨今開発された団地はすべて側溝に蓋がない。蓋があることによって安全性と美観が、格段に向上する。側溝に蓋をすることを強く望む。

 以上を前提に6点の希望と、蔵波公園の安全性について5点の希望を提起されている

◆ 自治会長を長くされた湯浅議員である。今回も徹底した、明日で歩いてみての実感としての調査と質問で構成されている。

2 身寄りのない人の死亡(無縁遺骨)について
 
◆ この質問は以前、前田議員がされていた。確か
 「市役所に行って相談したら、市役所はそういうことは扱わない」
と言われたという相談を受けたのですが、どうなっているのでしょう・・・といった質問であったと覚えている。
 実は私の身寄りのない友人が亡くなって、東京都・西新井の病院から連絡があり、相談に行き、東京都の計らいで、今は東京大仏乗蓮寺という立派な寺院に眠っている。
 この経験について、市役所と話し合ったことがあるが、明確な回答をいただいたとは思えない。回はしっかりと知りたい。

 ◎ 励波 久子議員
1 市民会館・公民館の市長部局への移管について
 ① 市長部局に移管することで、今まで以上に市民会館・公民館をりようしてもらえるようになるとしていますが、具体的方策が示されていません。市長の考える具体策について伺います

 ② 利用者懇談会、社会教育推進会議、公民館運営審議会で、たくさんの意見や不安の声も出されています。このような状況で9月に(仮称)コミュニティセンター設置条例の上程をするスケジュールとなっています拙速に決めるべきではないと考えます。公民館は市民のためのものであり二っと十分な議論を尽くすべきと考えますがいかがか伺います
  
2 公共交通と市民の足の確保について
 ① デマンド交通「チョイソコがうら」について
 ② 高齢者タクシー助成事業について

◆ 本当にこわい話・・市民会館・公民館を一方的に市長部局に移行する。今まで市が責任をもって、地域包括支援システムを創り上げようと奮闘されてきて10年間。県内有数の高齢者施設を持つまでになり、そのシステムの中心的存在である「地域包括支援センター」が、気が付いたら、いつの間にか民営に移管されていた。その中には、入居者に対し暴行を加えたことが新聞記事に公開されているような施設が「支援センター」になっていたり・・・。

 わからないことが…別な言葉で言えば、市長権力による一方的な措置はなぜ起きているのか。民営化万能論は、原発安全神話崩壊と同じ‥それよりも怖ろしいことは民主主義崩壊への路を歩みだしているんではないか・・・という疑念
                           (明日に続く)



   
 

  

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