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資源をゴミのまま廃棄なんてもったいない(1) [ゴミ問題]

資源をゴミのまま廃棄なんてもったいない(1)
2024/06/18
事務局@とがし2024.3.7記3.9修正

時の流れは早いもので東日本大震災から13年、ゴミ袋値上げ問題の話を聞いてから7年経ち、市長は粕谷さんになって5年目となった。
市長は税収を上げたい本音を隠すため、ゴミ袋の代金上げるとゴミが減るという考えを正当化するための廃棄物減量等推進審議会を2017年から始め2019年も検討していたが、ある事件がありお休みになった。
そこにコロナ後の米国インフレでの円安、ロシアの侵略戦争でのエネルギー値上がりが渡りに船と思ったのか? 物価上昇がゴミ袋値上げの理由として検討がされているようです。
【しかし実際は袋の価格は下がっているという情報があるのでおかしな理由】
合わせてプラスチックを回収することもテーマ、これは2022年4月1日に施行された『 プラスチック資源循環法 』 がその根拠ですので当然ですが他の市はすでに回収を実行している。
袖ケ浦市は2023年7月の審議会テーマで結論は出たとの話も聞かないし、いまも分別回収が実行されず プラスチック資源を燃えるゴミとして処分している。
これはもったいない話であるし、時は金なりの考えからすると税金の無駄使いであると
同時に燃やした分だけCO2をばらまくので地球環境破壊でもあります。
市の環境基本計画と温暖化防止実行計画にあるCO2排出削減の精神が他市よりも遅れている証左でもあります。
廃棄物の減量は分別と個数売り、めかた売りが肝
いま高齢者と言われる方が子供のころ、スーパーは個人商店の集合体であった。ですから売り方は個数売り、めかた売りで買い物カゴをもって買い物に行きました。
 豆腐は小さな鍋を持参、魚は新聞紙に包んで、肉は経木(杉を薄く剥いだ紙のようなもの)に包んでから新聞紙に包んでもらい買い物カゴに入れた。
 野菜、果物などは個数で買い、醤油、酒、油は一升瓶持参で量り売りであった。
ですから一回だけ使って廃棄されるプラスチックがそもそもなかったのでプラスチックごみは出なかった。
 でもプラスチックの耐久性と軽さの長所は売る側と買う側の便利さをもたらすとわかったことと、同時に個数販売、めかた売りを駆逐し、スーパーは個人商店の集合体でなくなり、1つの部門とすることで、個人商店を駆逐しスーパーの利益を増やす経済変化をもたらしながらあっと言う間に現代になっていった。
この変化はますます大量のエネルギーを消費、ゴミを生産する仕組みの社会に変化していったことが電力需要の変化グラフで想像できる。
戦後まもない1950-2019年の電力量推移と1950年から2040年の厚生省の人口統計と推計グラフでみると人口の増加以上に急カーブで経済成長が進んで2007年ごろを頭に増加し、CO2とゴミの発生量もこれにほぼ比例していると推測できる。


つまり買う側は手ぶらで出かけ、商品をレジに持参すればレジ袋というポリエチレンの袋をお釣りと一緒にくれる。自転車で十分な距離でも郊外の大型店に車で往復し買い物をする。
 実に便利な社会できれい好きな日本ではポリ包装が受け入れられて爆発的に増えた。
これが地上のみならず、海の底までゴミだらけにした原因であります。

ゴミゼロを目指す京都の「ゼロ・ウェイスト・スーパー」の写真
このようであればゴミ発生は確実に減ります。 

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