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岸本聡子さんにびっくり [水道事業]

会員から勧められて「袖ケ浦市民が望む政策研究会」で2冊の本を購入した。その1冊目が届いて、会長から私の所に回ってきた。集英社新書「水道、再び公営化!」~欧州・水の闘いから日本が学ぶもの~という本である。著者は岸本聡子とある。どこかで聞いたことのあるような方だと思ったら、なんと杉並区長に当選され、政治の世界に飛び込んだ方である。
 この方、アムステルダムを本拠地とする「トランスナショナル研究所」に所属。この研究所は新自由主義や市場原理主義に対抗する(麻生・竹中)公共政策・水道政策のリサーチ及び世界中の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトを行う…という仕事を積み重ねてきた方なのだ。

 凄い言葉が並んでいる。

「PFI事業」(建築から運営まで一切を民間企業にゆだねる方式)を実施したイギリスでは、積みあがった借金が28兆円(イギリス)・・大転換を実現
「水道民営化は組織的詐欺に等しい」
「水貧困世帯」
水から生まれた地域政党「バルセロナ・イン・コモン」
「市民運動家が市長になった」
「日本で私たちができる事」
「草の根から世界は変わる」

 仕事としてやってきたことを、そのまま書いてあるのだから説得力がある。
会員に回し読みをする。希望者は会長まで・・・
                                kawakami


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