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かずさ水道広域連合企業団のうごき 3 [水道事業]

 今日は「かずさ水道広域連合企業団・事務局長 鈴木様」あての手紙を紹介します。
                                 kawakami

                           2023年1月吉日
 かずさ水道広域連合企業団
事務局長 鈴木様
                     「大気と水は人権」4市市民連絡会
                      共同代表 関   巖(袖ケ浦)
                      共同代表 野々山 登(木更津)
                      共同代表 朝生  進(君津)
                      共同代表 松原 和江(富津)
                      事務局長 富樫 孝夫(袖ケ浦)
               

 私たちは、「かずさ水道広域連合企業団」(以下企業団)が発足した時に、水道事業が各市の業務から企業団に移り市民の目が届きにくくなったことに危惧して4市市民で結成した団体です。
 この発足に際し大きな懸念の一つとして、水道事業が民営化されるのではないかということでした。特に水道法の改悪の結果、命の水が外国資本により乗っ取られる事例が世界各地で起こっており様々な問題を引き起こしています。
日本でもこのような問題が起ころうとしています。
  
2022年11月の企業団議会に於いて、今まで4市それぞれで行われていた検針、水道料金徴収業務を1社に絞ることの案件が出され議会で承認され、現在プロポーザル方式により入札が行われています。この1社の中には世界で様々な問題を引き起こしているヴェオリア社が入る可能性が十分あります。ヴェオリア社がこの業務を獲得した場合、将来の民営化への外堀を埋めることとなるのではないかと私たちは大いに危惧するところです。

 企業団での最高意思決定機関は4市の各市長並びに千葉県副知事による経営会議です。
その前段で、企業団内部で検討された議案を経営会議に諮ったものと思われます。今回業務委託を1社に絞ると言うことですが外国資本の業者にすることでなく、地元経済を活性化するような業者にするようお願いします。
千葉県知事および各市長の施政方針にあるように地域循環経済の考えから地域かつ国内企業から選択するようにしてください。

 前事務局長の松上さんは、私たちへの出前講座を開催していただいたとき、「ヴェオリア社に運営権を譲渡することを考えているのではないか」との私たちの質問に、「一切そのような考えはありません」と答えられていました。後任の鈴木事務局長さんも、もちろん同意見と思われるのですが、改めてお考えをお知らせ願います。    

 末尾になりましたが、この提案に関して貴職の御見解を当会の事務局長富樫までご返信下されば幸いです。
合わせて当会へのご質問等が有りましたらご一報ください。
なお参考のため同封にて、「大気と水は人権」4市市民連絡会便り、および1月3日に袖ケ浦全市に新聞折り込みをしたチラシ入れてあります。



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