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袖ケ浦市議会傍聴記5 [議会ウオッチング]

 佐藤麗子議員の質問大綱1点目は「袖ケ浦市の公共施設等のあり方について」である。

① 第2質問の冒頭「袖ケ浦市公共施設等再配置方針策定」の内容質問から始まった。
答弁の内容は、令和13年までの10年間を目標に、全般5年間でのアクションプランを策定したもので最終的には30年後目標の完成を目指すものであること‥その配置計画については公表に向けて準備中である。

② 幽谷分校は令和5年に統合が決定しているが、その後の方針が未定であること。教育委員会だけでは決まらないのであれば、庁内関係各課と相談するなどして見通しをはっきりさせてほしい。
 臨海スポーツセンターも、プールは放置されたままであること・・・これらの施設の活用について、民間事業者業者の提案制度を活用してはどうか
 これまでもプロポーザル方式による民間の発想を活用してまいりましたが、これまで以上に重要であると認識している

③ 事例として、長崎における複合施設の建設や、近隣都市の廃校を利用した活用紹介…臨海スポーツセンターも市の一等地として、の活用方法を考えてほしい。

④ 公民館も大きく方向を転換し、市長部局が地域の街づくりの拠点として活用を提案した。
そのメリットとして長浦地区では街づくりのエルミネーションが実現し、街づくりの活動拠点となってきている。公民館でたとえば品物の販売があったり、民間事業者の取り組みがあったりしてもいい。
以前NPOの活動拠点として使うためにパソコンを置いきたいということが拒否されできなかったりしたが、そういうことができようなる。市はそういうメリットがあることをしっかりと市民に伝わるように努力してほしい。

⑤ 図書館についても、各市が独自に運営するのではなく、連携を取って相互貸借ができるような運営をしてほしい。
 県立図書館が中心になり、4市に無い図書については貸借関係ができるようになっている。

◆ お二人の議員による、公共施設の一つである、公民館の管理運営における社会活動分野を教育委員会から市長部局に移すことについての違いは明確である。ただ一点共通していることは、市民に内容をしっかり知らせてほしい。市民の声を聴いてほしいということだ。
 この問題は、ほとんどの市民には知らされていないし、説明会も開かれていない。だいいち年度末に開催される、公民館利用者代表に通知の来る「運営委員会」にも知らされていないし、開催の案内すらない。論議したくてもできない状況にあるのだ。市民の声排除の傾向が強まってきている雰囲気を感じてならない。
 わたしの傍聴の中では、御園教育委員長が、行政との絡みの中で、本意ではなくやむなく答弁されていた表情が浮かんでいる。なお動画を見ながらの報告であるから、正確性での漏れがあるかもしれない。正確には、3か月後に出る議事録で確かめてほしい。あくまでも私見である。
                                  kawakami

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