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袖ケ浦市議会傍聴記 2 [議会ウオッチング]

 一般質問の前にもう一つ書かせていただきます。今日も常任委員会で、建設経済常任委員会では、平川地区の保育園と唯一の市立中川幼稚園を統廃合して、民営の認定子ども園を不特定多数の方が出入りする百目木公園内に設置するために年間80万円の格安占用費で貸し出す条例案を審議します。

 また、議案1号では、袖ケ浦市個人情報保護条例を廃止して、市民の個人情報をデジタル活用して政府の法に基づき、個人を特定できない形でビッグデータとして企業に提供する「個人情報保護法施行条例」が審議中です。

 これって二つとも、変だとは思いませんか?
① 袖ケ浦市の幼保政策から、公営の幼稚園や保育所は消えてしまうのか?
② 個人情報保護条例が廃止されて、「個人情報法保護法施行条例」なるもので「企業に個人情報が提供される」などということが簡単にできるということらしい。怖ろしい世の中になってきたものだ。
 この問題にも触れたいが、肝心の一般質問が進まないのでここまでにしておこう。

 一般質問冒頭は吉岡議員である。吉岡議員は火葬場問題での訴訟で紹介したので、今回は前にも書いておいたが、久しぶりにききごたえのある篠崎議員の質問内容を報告するといたしましょう。

「本市における 農業施策の充実について」の項目では
令和3年8月と一年経った令和4年の8月で、農耕に必要な物価の高騰に驚きました。
先ず肥料です 38.4%の値上がりでした。 動物に食べさせる飼料は21.1% 電力光熱費は 10.9%の値上がりだというのです。
そんな中で、特に小農農家について、トラクターの貸出制度を作ってはどうか…との提言があった。
 南房総市支援センターでは10アールで6700円 畝づくりも入れて11250円の貸出制度を創っていてとても喜ばれている。トラクターは1台1700万円もかかるという。袖ケ浦では、自走草刈り機があってその貸し出しをされているという。それはそれで結構なことだけど、農家を目指そうという方がいても
すぐに取り掛かれない方々のための支援では、トラクターの貸出があればどれだけ助かることか。

 私は戦後移住のパラグアイ国イグアス移住地というところで、30年史、50年史作成の仕事を手伝ってきた。現在は200~500haの大豆農家が群立するほどになった移住地だが、その農協組合の歴史の中で、絶対的な飛躍のもとになったが、農協が日本の援助で、機械導入し貸し出しによって、飛躍的開拓のあゆみを築いている。農地集約の取り組みも新しい取り組みとしてあったが、現実の農家の現状援助に目が行かないのはなぜなのか理解できない。

② 子育ての問題では、出産に伴うおむつの無料配布についての提言。さらには給食費第一子から無料化について追及。
なるほどとうなずいてばかり。素直に良いことは良いと言えないのかな。したいけれどこういうことで今はまだできない事情にあるのだから、ちょっと待ってもらえないか・・・・といった回答がどうしてできないのかな

3,火葬場事業の 改善について・・・私たちが予想した通りに事は進んできた。個人で参観に行こうとしたら断わられてしまったという青年が訪ねてきた。企業としての火葬場に変質してしまったので内容解明は不明になってしまった。
 吉岡議員の不当な火葬場予定地貸借ついての解明を待つのみである。
  来客がありここまで書いていたところで筆を納めさせていただく。
                                 kawakami



 
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