4市の水が危ない 3 [水道]
(昨日の続きです。)
★ この議案を読んで驚きました。これではまるで「ヴェオリアジェネッツ社」へスムースに譲渡するための環境整備ではないのか…という疑念です。
以下1点(譲渡するための環境整備か)6項目について質問します。
① 2号議案の説明資料には今後5年間の予算が書かれてありますが、設立以降5年間との比較表がありません。1本化を進めることで20年間・27億7000万円の削減を見込まれていたのですが(君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定)最初の5年間の実績が基本になるはずです。明示してご説明をお願いします。
② 上記議案中記載されている金額について
会計システム等構築及び保守・運用等業務委託に係る経費
令和10年まで 79,680千円
水道料金等徴収検針業務委託に係る経費
令和10年まで 2,774,000千円
★ 積算の項目と金額を明示してください
③ 現在は、異常なく行われていると理解しています。むしろ5年間で業務の習熟度はそれぞれの担当業者の努力によって高まっているはずです。一本化の意味は、委託業者を1社に絞ることではなく、4地域を委託内容によって1本化することが、効果的であると考えます。
当初委託業務は、地元企業が行っておりました。現在は当ホームページで明らかなように以下の業者です。傍聴者からの話では、これを1社に絞るために要する費用という理解でしたが、その先にはヴェオリアジェネッツ社の名前が浮かんできます。
集金委託事務
木更津市域・富津市域: シーデーシー情報システム株式会社
君津市域・袖ケ浦市域: ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店
地銀ネットワークサービス株式会社(コンビニ支払い)
検針委託事務
木更津市域:(一財)木更津市水道サービスセンター
君津市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(君津営業所)
富津市域:富津市管工事業協同組合
袖ケ浦市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(袖ケ浦営業所)
一社に絞る方式はプロポーザル方式とあります。プロポーザル方式とは、「複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること」です。世界的水道企業であるヴェオリアジェネッツ社が圧倒的に有利になる方式です。
私達の考えは、地域経済振興の考えからすれば地元企業にすべきであります。
例えば、集金業務はコンピュータによる計算と事務的作業であることからシーデーシー情報システム(株)に4市とも任せるのが良いと思います。
検針業務は人手による検針であるために(一財)木更津市水道サービスセンターと富津市管工事業協同組合を統合して新会社にして4市それぞれに支店を設け、4市の検針を担わせるべきでしょう。
決してヴェオリアジェネッツ社に統合するという方向は避けなければ日本の公益事業が国際企業に浸食される方向になることを心配します。
以上の理由から、1社に絞るということは、令和10年を目指してヴェオリアジェネッツ社への運営権譲渡のための外堀を埋める仕事に見えてなりません。
私達の考え方の是非も含めて説明をお願いします。
④ ・前事務局長の松上さんは、出前講座を開催していただいたとき、「ヴェオリアジェネッツ社に運営権を譲渡することを考えているのではないか」との私たちの質問に、「一切そのような考えはありません」と答えられていました。新任の鈴木事務局長さんも、もちろん同意見と思われるのですが、改めてお考えをお知らせ願います。
・併せ、企業団の政策決定の機関系列をお知らせください。県であれば、県担当課も含めてご教示願います。
⑤ 袖ケ浦市派遣・笹生猛議員は「「予算決算の資料の説明がわかりにくい、傍聴者もいることだしわかりやすい資料に努力して欲しい。」と発言されています。
5期目を迎える議員である彼にして、このような発言をすることは、資料作成上の欠陥があるように思えてなりません。
・議員には何日前に議案が渡されているのでしょうか。
・併せ、ホームページには、1週間前に掲載している・・とのことです。年に2回の議会です。4市市民に周知してもらうには少なくとも半月前、でき得ればひと月ぐらい前の期間が必要であると思いますがいかがでしょうか
⑥ 議案第2号説明資料の中に業務内容の説明があります。その中に「下水道使用料、地域汚水処理手数料、および農業集落排水処理施設使用料の徴収・検針等に関する業務」という業務項目が書かれてあります。「君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定」では企業団の業務内容は「水道用水供給事業」と「水道事業」とあって上記項目はありません。
企業団は、基本協定外(業務権限外)事項にまで携わっているということは、きつく言えば違法行為と思われるのですがいかがでしょうか。
◆ 質問は以上です。ご多忙の所恐縮ですが、12月15日までに文書でのご回答をお願い申し上げます。
併せ、前回の出前講座のように、質問が多様に出ることが予想されますので、日時は追ってご相談の上、早い段階(勤務者も多数おりますので、年明け早々の7・8・9のいずれかの日)での説明会を開催していただきたくお願い申し上げます。
また回答は、郵送では土日にかかりますのでメール便で事務局長・富樫宛送付願います。
なお、いただいた回答は、4市会員、並びに4市市民に公開いたしますのでご了解願います。
以上
★ この議案を読んで驚きました。これではまるで「ヴェオリアジェネッツ社」へスムースに譲渡するための環境整備ではないのか…という疑念です。
以下1点(譲渡するための環境整備か)6項目について質問します。
① 2号議案の説明資料には今後5年間の予算が書かれてありますが、設立以降5年間との比較表がありません。1本化を進めることで20年間・27億7000万円の削減を見込まれていたのですが(君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定)最初の5年間の実績が基本になるはずです。明示してご説明をお願いします。
② 上記議案中記載されている金額について
会計システム等構築及び保守・運用等業務委託に係る経費
令和10年まで 79,680千円
水道料金等徴収検針業務委託に係る経費
令和10年まで 2,774,000千円
★ 積算の項目と金額を明示してください
③ 現在は、異常なく行われていると理解しています。むしろ5年間で業務の習熟度はそれぞれの担当業者の努力によって高まっているはずです。一本化の意味は、委託業者を1社に絞ることではなく、4地域を委託内容によって1本化することが、効果的であると考えます。
当初委託業務は、地元企業が行っておりました。現在は当ホームページで明らかなように以下の業者です。傍聴者からの話では、これを1社に絞るために要する費用という理解でしたが、その先にはヴェオリアジェネッツ社の名前が浮かんできます。
集金委託事務
木更津市域・富津市域: シーデーシー情報システム株式会社
君津市域・袖ケ浦市域: ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店
地銀ネットワークサービス株式会社(コンビニ支払い)
検針委託事務
木更津市域:(一財)木更津市水道サービスセンター
君津市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(君津営業所)
富津市域:富津市管工事業協同組合
袖ケ浦市域:ヴェオリアジェネッツ株式会社 関東支店(袖ケ浦営業所)
一社に絞る方式はプロポーザル方式とあります。プロポーザル方式とは、「複数の者に目的物に対する企画を提案してもらい、その中から優れた提案を行った者を選定すること」です。世界的水道企業であるヴェオリアジェネッツ社が圧倒的に有利になる方式です。
私達の考えは、地域経済振興の考えからすれば地元企業にすべきであります。
例えば、集金業務はコンピュータによる計算と事務的作業であることからシーデーシー情報システム(株)に4市とも任せるのが良いと思います。
検針業務は人手による検針であるために(一財)木更津市水道サービスセンターと富津市管工事業協同組合を統合して新会社にして4市それぞれに支店を設け、4市の検針を担わせるべきでしょう。
決してヴェオリアジェネッツ社に統合するという方向は避けなければ日本の公益事業が国際企業に浸食される方向になることを心配します。
以上の理由から、1社に絞るということは、令和10年を目指してヴェオリアジェネッツ社への運営権譲渡のための外堀を埋める仕事に見えてなりません。
私達の考え方の是非も含めて説明をお願いします。
④ ・前事務局長の松上さんは、出前講座を開催していただいたとき、「ヴェオリアジェネッツ社に運営権を譲渡することを考えているのではないか」との私たちの質問に、「一切そのような考えはありません」と答えられていました。新任の鈴木事務局長さんも、もちろん同意見と思われるのですが、改めてお考えをお知らせ願います。
・併せ、企業団の政策決定の機関系列をお知らせください。県であれば、県担当課も含めてご教示願います。
⑤ 袖ケ浦市派遣・笹生猛議員は「「予算決算の資料の説明がわかりにくい、傍聴者もいることだしわかりやすい資料に努力して欲しい。」と発言されています。
5期目を迎える議員である彼にして、このような発言をすることは、資料作成上の欠陥があるように思えてなりません。
・議員には何日前に議案が渡されているのでしょうか。
・併せ、ホームページには、1週間前に掲載している・・とのことです。年に2回の議会です。4市市民に周知してもらうには少なくとも半月前、でき得ればひと月ぐらい前の期間が必要であると思いますがいかがでしょうか
⑥ 議案第2号説明資料の中に業務内容の説明があります。その中に「下水道使用料、地域汚水処理手数料、および農業集落排水処理施設使用料の徴収・検針等に関する業務」という業務項目が書かれてあります。「君津地域水道事業の統合広域化に関する基本協定」では企業団の業務内容は「水道用水供給事業」と「水道事業」とあって上記項目はありません。
企業団は、基本協定外(業務権限外)事項にまで携わっているということは、きつく言えば違法行為と思われるのですがいかがでしょうか。
◆ 質問は以上です。ご多忙の所恐縮ですが、12月15日までに文書でのご回答をお願い申し上げます。
併せ、前回の出前講座のように、質問が多様に出ることが予想されますので、日時は追ってご相談の上、早い段階(勤務者も多数おりますので、年明け早々の7・8・9のいずれかの日)での説明会を開催していただきたくお願い申し上げます。
また回答は、郵送では土日にかかりますのでメール便で事務局長・富樫宛送付願います。
なお、いただいた回答は、4市会員、並びに4市市民に公開いたしますのでご了解願います。
以上