奈良輪小学校増築したけれど [再生可能エネルギー]
奈良輪小学校の増築校舎はZEB Ready52%
ついに袖ケ浦市に脱炭素の見える化がスタートか?
と期待したが中途半端でした。(5.9現地観察から・富樫記)
5月1日の広報に合わせ新聞折り込みされた【議会のひろば】No190を見ますとかつてなくゼロカーボン関係の質問をする議員が多いことに驚いています。
しかし市の回答を総合しますと
① 令和4年(つまり今年)はゼロカーボンシティ宣言をするかどうかなど市民、企業の意見を聞くなどで時間を費やすようです。
これはイソップ童話のウサギとカメのウサギに徹っしていることに残念の気持ちになりました。
若く体格の良い市長はチャレンジ精神の持ち主と思ったのですが!?
② 奈良輪小学校の生徒増加にともなう増築部分は一般の建物と比較で1次エネルギー消費が52%削減であり、ZEB READYの50%を超えたとあります。
しかし 環境省のホームページを見ますと https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html
省エネ(断熱、換気、照明、最新冷暖房設備などの採用)で削減できない部分は創エネで埋め合わせZEB(ゼロ エネルギー ビルディング)に近づけることができる創エネについて画像付きで書かれています。
つまりうどん食べたいとき自分でうどん粉こねないでお店からうどんを買うように太陽光発電できなければ再エネ電気買うこともできるということです。
◆ 増築の外観から分かること
① 教育長に公共施設への太陽光導入について聞いたときに奈良輪小学校は津波の際に屋上に避難するので設置ができないと言っていましたが増設部分はそのような構造になっていないようです。既存の3階建てのものは屋上への出口が建設されていますが今回は増築部分には屋上出口がありませんでした。 写真参照
② 屋根は金属板の折り板であり簡単に太陽光発電システムの設置が可能な構造でした。
阪神淡路大震災以降の建築は改正基準法に遵守で耐震性もあります。
これで太陽光発電システムを設置しなかったことは政府の方針に背を向けることで市民に市長の姿勢を知らせるべきと思いました。
③ 増築部分のみ省エネ設計で増築部分のみZEB READY(50%以上のエネルギー節約)となっているが学校全体としてみれば省エネとしても不十分な内容で創エネの発想はまったくない不十分な工事内容と言えることを環境省のページで紹介します。
環境省はhttps://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html で省エネと創エネでZEBを目指すことを記載しています。
④ 教育長は過去、奈良輪小学校は津波を考え屋上には太陽光パネルを設置できないと言っていた話と今回の増築校舎の様子を見れば発言内容と矛盾した工事内容です。
上で書いたように
太陽光パネルを設置する工事費用が問題であれば既存の太陽光発電所から電気を買い取るとか再エネ証書付きのクレジット電力を購入するとかの方法もあるでしょう
ぜひ検討結果を聞きたいものです。
⑤ 結果として今回の増築工事から分かったことは
袖ケ浦市の公共施設を起点として袖ケ浦市全体の脱炭素を進めることができるリーダーがいないようです。
そうであるならばよそからそのようなプロに来てもらうという手があるわけですからプロの知恵を借りることも考えないということであれば市長の裁量不足という結論になります。
増築校舎は2階建て、屋上に出ることはできない、津波の際は新校舎の場合2階に避難旧校舎の場合は3階あるいは屋上に避難なのか?知りたいものです。 以上
ついに袖ケ浦市に脱炭素の見える化がスタートか?
と期待したが中途半端でした。(5.9現地観察から・富樫記)
5月1日の広報に合わせ新聞折り込みされた【議会のひろば】No190を見ますとかつてなくゼロカーボン関係の質問をする議員が多いことに驚いています。
しかし市の回答を総合しますと
① 令和4年(つまり今年)はゼロカーボンシティ宣言をするかどうかなど市民、企業の意見を聞くなどで時間を費やすようです。
これはイソップ童話のウサギとカメのウサギに徹っしていることに残念の気持ちになりました。
若く体格の良い市長はチャレンジ精神の持ち主と思ったのですが!?
② 奈良輪小学校の生徒増加にともなう増築部分は一般の建物と比較で1次エネルギー消費が52%削減であり、ZEB READYの50%を超えたとあります。
しかし 環境省のホームページを見ますと https://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html
省エネ(断熱、換気、照明、最新冷暖房設備などの採用)で削減できない部分は創エネで埋め合わせZEB(ゼロ エネルギー ビルディング)に近づけることができる創エネについて画像付きで書かれています。
つまりうどん食べたいとき自分でうどん粉こねないでお店からうどんを買うように太陽光発電できなければ再エネ電気買うこともできるということです。
◆ 増築の外観から分かること
① 教育長に公共施設への太陽光導入について聞いたときに奈良輪小学校は津波の際に屋上に避難するので設置ができないと言っていましたが増設部分はそのような構造になっていないようです。既存の3階建てのものは屋上への出口が建設されていますが今回は増築部分には屋上出口がありませんでした。 写真参照
② 屋根は金属板の折り板であり簡単に太陽光発電システムの設置が可能な構造でした。
阪神淡路大震災以降の建築は改正基準法に遵守で耐震性もあります。
これで太陽光発電システムを設置しなかったことは政府の方針に背を向けることで市民に市長の姿勢を知らせるべきと思いました。
③ 増築部分のみ省エネ設計で増築部分のみZEB READY(50%以上のエネルギー節約)となっているが学校全体としてみれば省エネとしても不十分な内容で創エネの発想はまったくない不十分な工事内容と言えることを環境省のページで紹介します。
環境省はhttps://www.env.go.jp/earth/zeb/detail/01.html で省エネと創エネでZEBを目指すことを記載しています。
④ 教育長は過去、奈良輪小学校は津波を考え屋上には太陽光パネルを設置できないと言っていた話と今回の増築校舎の様子を見れば発言内容と矛盾した工事内容です。
上で書いたように
太陽光パネルを設置する工事費用が問題であれば既存の太陽光発電所から電気を買い取るとか再エネ証書付きのクレジット電力を購入するとかの方法もあるでしょう
ぜひ検討結果を聞きたいものです。
⑤ 結果として今回の増築工事から分かったことは
袖ケ浦市の公共施設を起点として袖ケ浦市全体の脱炭素を進めることができるリーダーがいないようです。
そうであるならばよそからそのようなプロに来てもらうという手があるわけですからプロの知恵を借りることも考えないということであれば市長の裁量不足という結論になります。
増築校舎は2階建て、屋上に出ることはできない、津波の際は新校舎の場合2階に避難旧校舎の場合は3階あるいは屋上に避難なのか?知りたいものです。 以上