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水道議会傍聴記 2 [水道]

 関会長の報告に次いで、木更津の野々山陽子さんから、傍聴記が届きました。発言議員名と内容が記録されています。袖ケ浦の議員を探しましたがいませんでした。    kawakami


 昨日の令和4年2月かずさ水道議会定例会についてご報告致します。不十分だったり、訂正すべき箇所が多々あると思いますので、ご指摘下さい。

 議事の報告前に改めて提案したいのは、こうした議会が市民の関心を集める為にも、もっとオープンで分かりやすいスタイルへの進化です。

 昨日関さんが言われた通り、事前に議会資料を傍聴者が用意していないと会議の内容が良く理解できません。例えばOHPやパソコンなどで当該資料をスクリーンにリアルタイムで映せば、資料が手元になくてもフォローできます。市民のための議会なので、其れ位は努力してほしいと感じました。因みに私は、自分のスマホで資料を見ましたが、当該資料があちこちのページに跳ぶので、ついて行くのが大変でした。

 議会はいつも通り、議席や会議録署名議員の指定から始まり、最初の議案第1号、令和4年度かずさ水道広域連合企業団水道事業会計補正予算からスタートしました。企業団の松上さんが説明。
   
 木更津市の近藤議員より、新たに設置される非常用自家発の費用について質問がありました。今回の7箇所設置だけで終わらないはずなので、今後の全体計画と予算、各市の出資額と水道料金に対する影響などの見通しを示して頂きたいという意見でした。

 木更津市の座親議員からは、人件費の増額補正について質問あり。工事が昼間から夜間になり、増額されたとの事。

 君津市の石上議員からは、ダクタイル鋳鉄管に使用される水道管塗料メーカーの神東塗料という会社によるJWWA企画の不正入手について質問がありました。今年1月14日から対象商品の安全性が確認されるまで使用を停止していたとの事。全ての製品について問題なしと確認済。

 君津市の小倉議員からは、この水道管塗料問題から生じた水道水の安全性確認について、各市市民からの問い合わせがあれば答える立場のメンバー議員にも速やかに報告があるべきではとの意見あり。

 この後、全員一致で議案1号採択。

 議案2号では、まず石上議員から亀山ダム、片倉ダム改良事業について質問あり。維持管理費は増加傾向にあるとの事。

 近藤議員からは当初計画から実際の経費が増加しているが資金不足になっていない。もし資金に余裕があるならば、今後の資材値上を見越し必要な工事は早目に実施すべきでは?との提案あり。また、例年工事のスタートが遅いので、平準化を目指し早目に着手してほしいとの事。

 また、近藤議員から水道料金の4市統一に向けて、令和6年に最初の料金変更がある。具体的合理的な料金改訂のロードマップ、改訂の根拠といった説明責任を果たしてほしいとの事。

 富津市の石井議員からは、当初の予定と違う工事の費用は、当該地域で負担すべき。本来は当初予定に限りなく近いキャッシュフローで努力すべきとの意見あり。

 木更津市の斎藤議員からは、大口需要、恐らくは企業への給水予測が増加しているのは良いが、井戸掘り掘り業者は新規企業へのセールスを積極的に実施している。かずさ水道は?という質問あり。

  この後、議案2号採択。

 議案3号は、水道料金等債権放棄についてですが、全ての案件が、かずさ水道発足前のもの。木更津市の竹内議員から、給水停止のガイドラインについて質問がありました。

  富津市の佐久間議員からは、支払い方法の内訳について質問と、ポイント付クレジット導入の提案あり。現在の水道料金支払いは、コンビニ払いが24.3%、口座振替が70%、後は金融機関です。やはり口座振替が安定しているので、今後も推進すべきと思いました。

         以上です。


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