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中川支社長・問題認識せよ [JR東日本千葉支社の利用者切り捨て]

 鉄道研究家・岩井の山ノ井さんが「房日新聞」に投稿した記事の紹介である。  kawakami


2021年09月22日(水)
本日もこの時間に。

JR東日本千葉支社の中川支社長へ申し上げる。

先日の千葉日報のインタビュー記事。鉄道の安全対策に一言もふれない内容。大変、遺憾である。

 木更津から君津の馬込踏切。一ヶ月以上、検知器のセンサーが一部破損がそのまま放置。
駅の防犯カメラの顔認証。お客さんから誤解が生じないよう、強く考慮を求める。

さて。
 昨日21日の13時30分。千倉駅にて上りワンマン列車の発車ぎりぎり。観光客2人が急いで乗ろうと。しかし、ドアはボタンを操作しなければ開かない。その認識より、ドアがあくのを待っている。しかし、なにもないまま、そのお客さんの目の前で列車が発車。

 この場面、列車の運転士、駅の改札の社員どちらかが放送アナウンスで乗車の有無の確認の趣旨を伝えることが、十分に可能であった。最大の欠点は列車の外部スピーカーがないこと。あれば、運転士とのやりとりができたと思われる。千倉駅はワイヤレスマイクの放送ができる。それを活用すべしである。
 ワンマン列車が運行半年。地元のお客さんはある程度、勝手がわかっていても、都心からの観光客は、列車のドアは車掌の操作で動く認識が前提。もう少し、視覚・聴覚で確実にドアはボタン操作を、という情報をきちんと伝えること。介助、障害のあるかたはなおさらである。
 本日もワンマン列車を利用をしていても、都心からのお客さんは、ドアが動くのを待っている光景がかなり見受ける。ぜひ、そういう現場をみていただきたい。

 また、館山駅では伝える案内情報は少ない。現在も3番線で下り列車を、ワンマン列車が停車しない離れたところで待っているお客さんが少なくない。館山駅は電光掲示板が改札のみで、ホームにはない。時刻表もない。安房鴨川駅は改札、ホームとも電光掲示板と時刻表はある。

 江見駅に、セルフレジのミニNEWDAYSが。ただ、品揃えは決して多いとは言えない。
私は駅には、複数機能を持たせることには異論はない。沿線自治体や住民団体とスクラムを組んだ活用策を。

 今月27日は内房線仲原踏切の事故から5年。
原因とされる沿線の草木・竹林の視界不良は、残念ながらそれを踏まえた改善がかなり、ほかの線路沿いで後退をしている。安全に対して向き合う姿勢があれば、この日に現場へ慰霊を。そうでなければ、安全は利益がでないという認識であると受け取る。
 安全対策はお金を生む道具ではない。輸送上、人命を守るために必要な使命である。人事畑の世界ではないのだろうか。

 もう一言、お客さんが少ないから短い編成のワンマン列車を使うお客さんは、混雑していてもコロナのリスクを負うのだろうか。

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