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袖ケ浦市農業委員会定例会 [農業]

  9月7日、袖ケ浦市農業委員会9月定例会が開催された。定例会では農地に係る転用申請が月に数件提出されている。この転用について数年前、贈収賄事件があったことは記憶に新しいことであろう。
今回注目された重要案件が2点ある。

1,浜宿団地後背地にある残土埋め立て地に係る「農地法除外申請」である。平たく言えば① 田地であったものを、畑作地として作り変えるため残土埋め立ての許可を取った。
 ② 埋め立てが終わって畑作をする予定が、土質により畑作不能なので農地法対象から除外してほしい。・・・というあきれた内容の申請であった。

★ 数年前、この埋め立て地からの汚泥水が代宿方面との交差点を埋め尽くし、交通渋滞をもたらしている。今回は農地法除外により土地売買との魂胆は明白である。
   残土条例がないことを幸いに、その隙間を縫っての悪徳行為が絶えない。残土条例に反対した議員の顔が浮かんでくる。
  農業委員会は、「不許可」の裁断をくだした。当然と言えよう。

2,丘の上図書館の向かい側、東京カントリーの入り口前に広っぱがあり、そこから急斜面
を登りきると広大な広場がある。この土地はかって市内在住業者・古茶氏が残土による埋め立てを行ったもので、設計高より高く盛り土し、完了検査をしないまま放置されてきた土地である。
   ここに大東建託による大規模なアパート群建設を目指す取り組みが進行中とのことである。このことについて農業委員会は許可を与えていることなのか・・・という問題で、現在調査中である。調査の過程で今日に至った経過について、不審な点が多々あり、蔵波地区区長・蔵波台地区区長名での疑念解明の要請が提出されている。
  昨日の農業委員会としては、調査継続ということで、「継続審査」の措置をとったとのことである。

 以上2点。袖ケ浦市農業委員会の健全さを表した結果であると、地元からの報告である。

                          kawakami

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