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不思議な答弁 [議会ウオッチング]

「議会のひろば」187号が新聞折り込みで届きました。「議会広報特別委員会」の努力もあって、とても読みやすくなっています。おかげで今回は読んでいて不思議な答弁にぶつかりました。皆さんも読み返してみてはいかがですか?

「11人が市政を問う」ページ冒頭の湯浅榮議員の質問に対する答弁のことです。そのまま書いてみます。(湯浅議員お疲れさまでした)

Q 千葉県内54自治体のうち17自治体は家庭系ごみ処理手数料が無料であり、うち11自治体は本市の排出量より少ないがその理由は。
A 本市と同様にさらなるごみの減量化、資源化を進めるため、その取り組みについての周知、啓発活動を実施している状況と考えますが、ゴミの排出量が少ない状況について明確な理由の特定にはいたりませんでした。

★ ごみ減量が目的の値上げなのに、「減量方法はどうすればよいのか見つけることはできなかった・・」という答弁です。隣の市原市はごみ収集無料だから、ちょっと聞いて、真似をしたらすぐ減量が見えてきて、かえって値下げをしたくなるであろうに・・「どんなことをしているのかわかりません」という答弁を平気でするって、ちょっとおかしいんじゃないですか・・
 火葬場建設計画の時も、なぜか「市原市に申し入れても断るに決まっている」と打診さえしないで、「市原市が窓口を開いている」ことがわかっても、市民に謝罪すらしなかったことを思い出してしまいました。

Q 家庭系ごみの減量化が目標をクリアした場合ゴミ袋の値上げは?
A 他市の状況を見ますと結果も出ていますので手数料を見直す方向で検討しています。

★ 「減量化が実現したら、元の値段に戻す」としか読めないけれど、この読み取りで間違っていませんか?「いったん値上げしたら決して元に戻すようなことはしない」というのが本音だと思うのですが・・本当に約束してしまってよいのかな?
 値上げの前に減量化に取り組む方が先ではないですか?

◎ この答弁を読んで、聞きたいことが次々と出てきました。市民への公聴会をまず開いてください。
 そうそう、近いうちに、私たちの作ったチラシが新聞折り込みで配布されます。まっすぐゴミ箱に捨  
 てないで、しっかり読んでください。そしてご近所の話題にしてください。    
 
                                   kawakami

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