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議会傍聴 3 [議会ウオッチング]

  14日一般質問最終日である。午後から篠崎議員、笹生議員の質問を傍聴に行く。前回から長浦公民館で聞くことにしている。

 篠崎議員の質問は、職員人事、国民健保、生活保護の3点であったが、ほとんどの時間を1点目の、職員人事で費やしてしまった。費やさねばならぬほど、市の回答は酷いものであったからである。

 2019年6月議会で、となみ議員が職員の勤務状況を追及された。その時には、退庁記録に22時とか、ひどいのには23時15分とかいうのがあったこと。月間45時間以上の超過勤務をしていた人数は58人もいたこと等が厳しく追及された。当時の回答では、紙媒体ではなくシステム導入の検討、遅くとも8時以降の残業者なしにすること等が約束されていたものだ。

 それがどうだ。月間80時間を超える超過勤務者35人。前回は福祉課中心であったが今回は、税務課と選挙管理委員会に集中していること。退庁時刻のシステム化は進んでいないこと。健康診断では職員の12%が複数の障害を持っていること等が明らかになっている。
 答弁はその時だけのものなのか・・・2年経ってもこのざまである。その上亡くなられた職員が
2019年2名、2020年2名の4名。県職員は8000人中3名ということを考えれば、これも異常であること。
 さらに見えないサービス残業についても追及されている。

 この背景には、国の行革推進指針があって2005年以降、その指針に従い643人の職員が615人と28人削減されていることが挙げられることを篠崎議員は指摘している。お上の言うことに盲従、自治体としての自覚・独自性の意思がない。

 袖ケ浦市役所には自治労もない。勤務状態に対する不満のはきどころもない。議会での追及には無責任な答弁で、実質は全く実行されていない。
 これでは、職員の意気が高まるはずはない。その最終責任は市長と、周辺幹部諸侯にあることを強く指摘しておきたい。このままでは市役所職員は奴隷の扱い・・と言われても答えようがないであろう。
                    怒りを込めて kawakami

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