SSブログ

パブコメへの挑戦 6 環境 [環境問題]

◎ 富樫事務局長のパブコメは、説得力があります。是非目を通してください。 kawakami


第1章 第1節 国際的な動向  (6ページ)

「パリ協定」は、55か国かつ世界の温室効果ガス排出量の55%以上の批准
の部分と 平成25年度の水準から26%削減 の部分

この表現は分かりにくいと思います。https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/global2/pdf/UNFCCC.pdf をみますと
● 発効要件 ・世界総排出量の55%以上の排出量を占める55ヶ国以上の締約国が批准と書いてあり、こちらの表現が正しいのではないか

● また年の表現は極力、西暦で表現すべきです。和暦ですと何年後に26%削減するのか和暦同士での引き算が困難です。和暦を使う場合は西暦も併記して分かりやすくすべきです。


第1章 第3節 袖ケ浦市の動向  (7ページ)

 自然環境の悪化の防止に努めてきました。その結果、産業活動に伴う環境問題の解決や自然環境の保護について、一定の成果を収めてきました。
 この部分は実態と乖離した印象があります。以下の通り修正すべきです。

● 2019.1.31に千葉袖ケ浦火力発電所の建設計画は中止になりました。しかし、これは市や議会の意思でそうなったわけではありません。前市長は議会において某議員の“環境負荷の高い石炭火力”との質問に対し市長は“環境審議会の意見尊重”と大気汚染と気候変動災害問題を知りつつ責任を回避しました。当然、環境管理課も議会も消極的であったと言えるのではないでしょうか?
 同様に海外からの木質バイオマスを燃料とする旭化成・日本リン酸工場敷地利用での大阪ガスのバイオマス発電所が稼働すれば燃料調達でのCO2発生、燃料輸送で発生するCO2、さらに森林再生には時間がかかることから森林面積が減少することでのCO2吸収能力の低下と言う環境の悪化が目に見えているにも関わらず、問題視されていません
今からでも住民説明会を行い市民に情報を公開し、意見を聞くなど努力すべきではないでしょうか。

このため
自然環境の悪化の防止に努めてきました。しかし結果としては多くの課題を残しているのが実態で環境保全・自然環境保護にさらに努力すべきと考えています。
と修正すべきです。

第4章 第2節 (2)水質・土壌・地盤環境の保全 (32ページ)  現状と課題と主な取り組みについて

● 主に下水道について、また河川水水質についての記載になっていますが、火力発電所の工場使用冷却装置からの温排水について、温排水が隣の木更津市の漁業に大きな影響を及ぼしていることから温排水の減少の企業努力を指導すること、海水に次亜塩素酸ナトリウムを注入しないことを指導することなどを海の環境保全の立場で述べるべきです。
また工場の廃水処理装置出口部分での成分と濃度に問題がないか立入検査と指導を行うとあるが、その検査結果や指導内容をホームページで公開することもこの基本計画で述べるべきです。

● 水道に関してはかずさ水道広域連合企業団になりましたが市からか議員が参加しているなかで水道水質の維持管理の問題として水源地の新井総合社による産廃処理場の廃水問題、放射能8000ベクレル以下汚染土埋設、建設再生土など河川水水質に影響する問題に注目すること。また新井総合は情報公開について消極的であることから公開を求めることも併せて述べるべきです。

● 終末下水処理場の経年劣化について述べていますが、戸別浄化槽、合併浄化槽の再普及を計ることが大地震に対する耐久性の観点で望ましいと思います。
(柔軟性のない下水配管は破損しやすく、広範囲に下水利用ができなくなります)
また、浜松市のように下水道運営権を民間企業に譲渡するようなことはせず、公共事業は市が責任を持つと明言すべきです。
               (明日に続く)

nice!(0)  コメント(0)