SSブログ

パブコメに挑戦 1 [市政全般]

 現在、袖ケ浦市では7件のパブリックコメントを募集中である。平成30年度のパブリックコメントは8件あった。その実績を見ると応募者数は8件中4件がゼロである。残りの4件に対し12人の方が応募されていた。
今回の8件の募集に対し一体どれほどの方が関心を持ち、応募なさるのであろうか。

一体パブリックコメントとは、どういうことなのか・・ウイッキペディアでは次のように説明している。
「パブリックコメントとは、公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(=パブリック)、意見・情報・改善案など(=コメント)を求める手続きをいう。公的な機関が規則などを定める前に、その影響が及ぶ対象者などの意見を事前に聴取し、その結果を反映させることによって、よりよい行政を目指すものである。通称パブコメ」

 市民の意見に耳を傾けより良い行政を目指すこと。・・それがなぜこう集まらない?

集まった、一つ一つの意見に対し市では4つの評価で分類する。()内は本音
① 原案を修正したもの          (内容ではなく用語修正程度が殆ど)
② すでに趣旨は盛り込んでいる      
③ 意見はわかったが素案通りにしました  (考え方が違う)
④ 聞き置きます             (無視)

 出す方はばかばかしくなってやめてしまうのが通例。でも行うことによって、市民の声は聞いたという手続き上のアリバイは成立する。

 でもしかし・・「それでも市民として意見を出し続けることは大事なことではないのか」
という意見が、私たちの会(「袖ケ浦市民が望む政策研究会」)の中で最近出てきた。石炭火力発電所建設計画の環境アセスメントには、膨大な勢力を使って問題点を次から次へと提起したものだ。その積み重ねが断念という成果を生み出した。

 そこで、8本のパブコメ中、挑戦したい案件2本について応募することにした。
「第2次袖ヶ浦市環境基本計画(案)」と「第7次行政改革大綱(案)」である。

 私たちの意見が絶対的に正しいものだということではない。意見の違いは当然である。ただ読まれた皆さんも、一緒になって考えていただき、上記4つの視点で評価してみていただきたい。
 明日から、提出締め切りの事前に公開していきたい。連載である。

nice!(0)  コメント(0)