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久留里ー亀山間の廃線を許さない! その② [JR]

久留里ー亀山間の廃線を許さない! その②
                  2024/07/17
久留里線と地域を守る会   幹事 石田 業明

ローカル線の危機は、東京一極集中、大型開発優先、道路偏重の予算など政府の政策が招いたものであ
り、国は責任を持って維持・存続させ、地方再生の手段とすべきです。
環境問題でも、二酸化炭素の排出量は 鉄道 17 に対してバス 57、自家用自動車 130 となっています。
高齢者の交通事故が増え、免許証返上といっても鉄道がなくなると外出の足がなくなり、買い物、病院への通院、知り合いとの交流もできなくなります。
通学生や通勤にとっても不便になることは明らかです。
久留里ー亀山間の路線がなくなると、亀山、松丘、平山地区は益々過疎化に拍車がかかることは間違いありません。
バスを代替交通にという考えも聞きますが、最近はバスで働く人が少なく、大都市でさえ、バスの運行が少なく、あるいは廃止するところまであると聞きます。バスでは代行できないのです。鉄道と駅舎がある圧倒的な存在感は、バスに担えるはずがありません。久留里線は、観光産業にもなくてはならない存在なのです。
バスの方が便利だという考えもありますが、「赤字だから」を理由に久留里ー亀山間の鉄路を剥がすという論理に従えば、バスも黒字にはなりません。バスまで廃止の方向に帰着することは、北海道やその他の例を見ても明らかです。
また赤字路線は、久留里ー亀山間に限ったことではありません。久留里線全線が廃線になる、内房、外房まで廃線区間の対象になることもあり得ることです。
国鉄の分割民営化を決めた当時の国会答弁で、政府は「国鉄から継承された路線はすべて維持される」と約束しています。
私は、あくまでもこの約束を果たさせるとともに、ローカル線を活性化させ、子どもや孫たちのためにも路線をはがさせないよう頑張っていかなければならないと決意しています。
スクリーンショット 2024-07-15 172233.png

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