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森林環境税 [税金]

森林環境税
2024/06/21    関  巖

 先日送られてきた市民税・県民税納付通知書に森林環境税1000円と書いてあった。初めて聞く税金で通知書に同封された説明文書にも何も記載が無い。市課税課に聞いたところ、今年から始まった新しい税金で森林の保全や育成に使い地球温暖化の抑制につなげるための国税とのことでした。課税対象は市民税の均等割が課せられている人1人当たり1000円で国税であるが市が徴収し、市の人口に応じて国から市町村に戻され市の森林保全等に使うものだと言うことです。
ネットで調べて見ると袖ケ浦市ではこのお金は一昨年度の決算で国から総額9,288,000円が来ていて支出は、森林の現況調査や森林所有者への意向調査を森林組合に委託するお金4,686,000円、基金積立として計画的な積立を行い、将来の森林整備に備える森林整備基金3,779,428円が主なものでした。

私は課税課に対して、新たな税金を課すのに全く説明もなくいきなり税金を取るのは許されない、市民にきちんと説明すべきであると伝えました。担当職員は、今年度定額減税があってそのための説明が主な説明文書になったこと、また国税であったことなどで説明ができなかった、との事でしたが説明文書にまだ余白部分もあり入れようとすれば入ったのではないか、今後も続く税なので来年度以降市民に説明すべきであると伝えました。検討するとのことでした。

なおこの1000円は今まで東日本大震災を受けて震災復興税として10年間の期限付きの税金として徴収されていたもので本来今年からなくなり1000円減税となるべきお金です。しかし同額を新たに森林環境税として徴収することにして納税額は変わらないようにして納税者にはわからないだろうとこっそり1000円新たに取ると言うことは随分とせこいやり方です。

全国から集める森林環境税は約630億円と言うことですが、国民1人1000円を集めなくとも軍事費43兆円を少し削るだけでまかなえる額です。森林環境税は必要ないと思います。

ついでに課税課には市民税・県民税の各合計金額が通知書に書かれていないので分かりにくく来年度から書くようにと要望しておきました。他市では合計が書かれているところもあるので検討したい、とのことでした。

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