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「国葬」は終わった。袖ケ浦市は? [市政全般]

 「国葬」は終わった。新聞紙上をにぎわしたのは、岸田首相の責任を問う論調が殆どであった。「閣議決定のみで行ったこと」「違法行為であること」「統一教会と自民党のズブズブの関係」「世界中の要人が来なかったこと」「国民を分断したこと」等々、そしてその結果、支持率暴落で29%。週刊誌では解散総選挙となれば、自民党候補は間違いなく65名以上が落選すると出た。

 さて、わが袖ケ浦市では、前日夕刻2時から4時半まで、「国葬」に際し市庁舎に半旗をかかげるかどうかの会議があった。市長はコロナ感染中。市長の意見はどうであったかは不明であるが、結果は「半旗をかかげる事。教育委員会は学校に指示したりすることはしない」
と決まったという。このことは直ちに各議員に通知された。

 ずっと「検討中」との答弁であったものが、ぎりぎりになっての決定通知であることに、説明を求める声が起きたのは当然である。そのことを議会最終日に質問の形で、篠崎議員と笹生猛議員が行うことを議長と事務局に連絡。議長と事務局はストップをかけようとしたようだが、そんなことをしようとする方が間違っているのは当然。議会最終日程で質問が3点ずつに絞って行われた。

 この日、この話を聞いた朝日新聞記者が、取材に訪れていた。なんと、前任記者の堤記者であった。今回朝日新聞社では木更津と館山の支社を統合したという。この地域に慣れている堤記者が定年までの最終勤務として再任されたという。嬉しいことだ。私的なことだが農業委員会贈賄事件の時、落着するまで傍聴したのは私と堤記者で、すっかり仲良くなっていたのである。

 その堤記者の記事は本日の朝日新聞千葉版に1ページの半分を使って掲載されている。
篠崎議員と笹生議員の質問はそのまま記事になっていた。篠崎議員は
「市議会の答弁などで再三『検討中』としていたにもかかわらず、突然の決定で事前の説明がない」と批判。
「直前まで周辺自治体の動向を注視していた」と釈明する市に対し笹生議員は
「市として主体的に決めるべきではないのか」とただした。‥との記事である。

 記事は千葉担当三記者で執筆されたもので、県内の動向を含めての記事の構成であったが、その先頭に袖ケ浦市議会傍聴記事が掲載されたのは、あまりにもだらしのない行政執行部の姿勢にあきれていたからなのかもしれない。

 かくて「国葬」は終わった。分断された世論はどのような判断に向かうのであろうか。
注視していきたい。(クリックすると大きくなります)
                                 kawakami


国葬新聞記事.PNG
                                 



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