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わたしたちの袖ケ浦市議会(リーフレット) [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市のホームページを開き「議会」の「議会に関する資料・リーフレット」欄を空けると
ふたつの資料が出てくる。

議会に関する資料(令和3年10月更新) [PDFファイル/1.7MB]
わたしたちの袖ケ浦市議会(リーフレット・令和3年10月更新) [PDFファイル/929KB] 

 いずれも昨年10月改定になったものだ。このうち下段のリーフレットを読む。
このリフレット作成の目的は、冒頭に次のように書かれてある。
「このリーフレットは、市民のみなさんから率直なご意見をいただき、市政に反映し ていけるよう、ひとりでも多くの方に市議会(構成や仕事、請願 せいがん ・陳情 ちんじょう の出し方、本 会議の傍聴 ぼうちょう など)についてご理解いただけるよう作成しています。 市議会の仕組みを知ってもらい、議会がより身近になるよう、ぜひご覧ください。」
 とあり、以下議会の仕事についてわかりやすく書かれてある。

 私は一読して、「お疲れ様」という言葉と
「おしいなあ・・、もうひとつ肝心なことが書かれていればいうことはないのだがなあ・・」
と、思わず口に出してしまった。それは「カフェ de ド ぎかい ~市民との意見交換会~」
についての記述である。その欄は次のように書かれてある。

「平成27年度から袖ケ浦市議会では、『カフェドぎかい』という名前で市民との意見交換会を行っています。ワールドカフェ方式を取り入れることで、カフェで会話をするように、参加者と様々な意見を交わすことができます。平成29年度からは、 委員会の調査等で市民の意見を聴くため、必要に応じて開催しています」

 最初の集いに私は参加した。参加者は数グループに分かれて、そこに担当議員がついて、自由な論議を交わしたものだ。若い人がたくさん集まっていた。活気があって、私のグループでは、『地域ごとの特徴ある市民の集いを開きたい』という意見をめぐって話し合いを行っていた。
 担当された議員も一緒になって論議し、前進的方向での結論に至ったと記憶している。

 この集いは「議会改革特別委員会」が主催されたもの(間違っていたらごめんなさい)と思うが、大事なことは議員が一つになってこの集会を成功させるべく、熱心に取り組んでいらしたことである。29年度以降「必要に応じて開催している」と書かれてあるが、私が気づかないのか『カフェ・ド・議会』での名称での集いは聞いたこともないし、知らされたこともない。

 なぜこのことを取り上げたのか・・このリーフレットには、市民と議会との直接的触れ合いについて書かれていることはここひとつだけだからである。
 リーフレットは、議会は何をしているのかについてはわかっても、付託した市民と、付託された議員との関係についての基本的関係・考え方の議員の一致した説明がない。
 北海道栗山町議会を視察された議員の方はすぐお分かりになったに違いない。袖ケ浦市議会に、そのまま「議会基本条例」を創ってほしいとは言わない。せめて議会が、年に一度でもいい
「議会としての議会報告会」を開くことはできないものなのか・・私の願いである。
                               かわかみ


 

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