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パーキングパーミット [障害者問題]

 今日は久々岩井の鉄道研究家・山の井さんのブログからの紹介です。パーキングパーミットのことです。読んでください。      kawakami


 この読者コーナーで何度も書き記してきました、パーキングパーミット。
 今年6月末より、千葉県でもちば障害者等用駐車区画利用制度として、やっと始まりました。
あらかじめ、県または各市町村に申請して、利用証を受け、車に備え付けます。公共施設や商業施設にある、いわゆる障害者用駐車スペースに駐車利用を可能とするものです。
申請できる方は、障害者、高齢者、難病、マタニティ、けがで長期間療養が必要な方で、ある程度、決められた条件の方になります。

 私も、今年の年始以来、車なし生活が続きましたが、ようやく先月末に解消。申請し、利用証を受け、あらたな車に利用証をつけました。ただし、使えるのは、あらかじめ届け出をした申請できる方を同乗するに限ります。

 私は車なし生活のあいだ、県や市町村担当部署とやりとりをしながら、この制度について周知をする協力を申し出を。そのため、車には随時、利用証のステッカーをつけてあります。
これはけして、特権ではありません。

 私は、脊髄損傷で車いすでありながら車の運転できる方々から、駐車スペースの確保と、全く無関係な車がそれらに駐車していた場合の罰則を求める働きかけを、何度もされている話を聞いています。
通常より駐車スペースが ひろいのは、車いすの方がスムーズに乗り降りができるよう余裕をもたせるためです。これは、軽自動車が2台駐車できるための場所ではありません。
 この利用証があるから、必ずしも、専用の駐車スペースに駐車できるとはかぎりません。すべての不特定多数が集まる箇所の駐車場に、1箇所でもそのスペースを確保ができますよう、行政や民間の垣根をこえた取り組みをお願いします。

 鋸南町の友好都市である辰野町がある長野県は、早くからパーキングパーミットを導入。利用する方への利用証申請だけでなく、実際に利用ができる駐車場を登録するところまで制度が整っています。さらに、ほかの都道府県の同様の制度を、相互に利用することができます。

 私はこの一年、車なし生活に終始をしてきました。歩いてて思うのは、車優先社会である点。交通機関にせよ、車にせよ、足を必要とする方々は様々です。
誰もが、車でも車でなくても、目的地に用事先に向かうことができるよう、どんな場面でも理解と配慮が必要であります。

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