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違法残土埋め立て地に14棟84世帯のアパート群 1 [残土埋立]

 そもそも大東建託が14棟84世帯のアパート群を建設しようとした、肝心の建設用地はどんな土地であったのか?その出発点から始めなければならない。

 当該土地は、かって、市内在住業者・古茶氏が平成9年に、残土による埋め立てをしたもの。水田から畑地にしたいということで、2mの盛り土について許可を取り、埋め立てを始めたが、設計高の2mより10mを超す高さまで盛り土し、さらに隣接した山林部分も、無許可で埋め立ててしまった。土質についても、東京湾のヘドロ等問題のある土質が埋められ異臭が立ち込め近隣住民からの訴えが絶えなかったという。

 県は幾度となく是正命令を出したが、業者はこの命令を無視し逃亡した。
以降、完了検査も行われないまま、放置されたままであったが、土地自体は売りに出され、持ち主は次々と変わっていった。最終持ち主は、数人いるが、約10000㎡中8000㎡を所有された市外の方が、この土地に、大東建託社が受注する形で14棟84世帯のアパート群の宅地開発をするというのである。

 こういう不法・違法の残土埋め立てによる、地元であれば誰もが知っているという土地に、
降ってわいたように持ち上がったのが今回の宅地開発という事案である。(続く)

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