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行政の不作為 [市政全般]

  昨日掲載した、篠崎議員の質問を読んだ読者から、早速このような疑問が提出されている。

「まず、この埋め立て地は、平成9年に水田から畑に農地転用申請があり、2mの盛り土を条件に許可したが、実際は10m以上の柔らかすぎる盛り土がしてあり、農業委員会などが繰り返し、是正勧告を出しても現在まで、改善されないままとなっている「農地法違反」の土地である(9/7の農業委員会総会で事務局が報告済み)こと、あわせて「県の残土条例にも違反している土地である」という二重違反の埋め立て地である疑いが濃厚であることが分かったという。
そこになぜ宅地開発工事許可を出したのか・・・と言う質問には、「二重違反の土地であることが確認できなかった」とのあきれた答弁である。このままでは、袖ケ浦市でも違法な盛り土の上に豪雨になれば流されるような危険なアパート14棟が建つことになる」

 蔵波埋め立て地に、なぜ建設許可が出たのかという問題である。「二重違反の土地であることが確認されなかった」と言う前にすべきことがあるはずだ。意見を寄せられた市民の方は
「市の『宅地開発事案指導要綱』に基づく事前協議では、市民側から考える時、地域住民や、周辺地権者や、道路、排水、生活環境、学校その他の公共施設の管理担当課と、当該開発によって環境が現在よりもよくなるような協議や、指導をすべきである。」
とあるが、担当者はこの指導要綱をご存じなかったのではないか…と指摘する。
基本的指導書も目にしていないとするならば‥‥単なる「確認できなかったでは」ではなく、行政の不作為」と言うべきでしょう。

 市長は、平たく言えば「県の担当案件だから、県に問題点を照会し県の回答を待って処理する」との答弁であるが、そんな悠長なことなどしていられない筋のものだ・・・と言うことを、この方は指摘していらっしゃる。市長はそれでも県の回答を待つというのか???

            今日はここまで    kawakami

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