SSブログ

日本の危機管理レベルの低さ 2 [コロナ問題]

 連載が中断されましたが、復活継続します。その2です。 


 コロナ制圧成功のカギは指導者の本心からの国民思いと信頼感であった。
当初のコロナ感染拡大期においてワクチンがまだ無かったのでは少しでも早く患者を見つけ出し隔離することと、人の流れを止めて感染拡散を防ぐ以外なかった。
 そこで成功した国・指導者に共通するのはロックダウンの厳しい対策を行ったことと、それを実行するに際して、指導者は本心から国民に忍耐が必要と話しかけ、国民の心を打って国民の協力を得られたということです。

 このときの演説で評判になったのはドイツのメルケル首相、台湾の蔡英文、ニュージーランドのアーダーン首相でした。

◆ ニュージーランドの国民との会話はNHKのページ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200625/k10012483371000.html
に書かれた通り、正直にいいことも悪いことも国民に伝えた、その正直さが国民に支持されました。

◆ 台湾の蔡英文は
http://www.tufs.ac.jp/ts/personal/ogasawara/analysis/coronavirusandtsaiadmin.html
にあるようにコロナ対策ではかなり厳しい対応を実施してNHKテレビでもそれが報道されました。
 その対策が功を奏し二期目大統領選挙では中国の脅しと圧力に国民は屈せずに蔡英文を大統領に選んだ。

◆ メルケル首相、英国ジョンソン首相、仏マクロン大統領、米トランプの演説は東京新聞が録音、翻訳文をhttps://static.chunichi.co.jp/chunichi/archives/ee/feature/coronavirus/addressing_the_nation.htmlにて公開しているので参照願います。

[×] 一方、安倍晋三首相はモリカケをはじめとする反国民的行い、そして公文書改竄、厚顔無恥に国会での質問をはぐらかす態度や、ダイアモンドプリンセスにおける封じ込めの拙劣さなどから、国民は首相を信頼せず、初回の非常事態宣言では首相の呼びかけではなく知事の呼びかけでステイホームをしたものの布マスクや、10万円配布における電通との関係など相変わらずの、安倍政権お友達へのお手盛りを見て、そして首相が菅義偉に代わっても首相の息子の問題を見て“政府の言うことなんか聞いていられない”という心境になってしまっています。

◎ ですから、政府指導者のいうことをしっかり実行できた国は成功組になり、日本のように利権に走ったり、国民の命よりもGOTO利権、オリンピック利権を重視した日本は失敗、コロナをただの風邪として現実を直視しなかったトランプの米国は失敗しました。(続く)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。