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子どもの食が危ない [農業]

「東京新聞」5月2日号に「子どもの食は大丈夫か」という特集が組まれている。ここでは、昨年12月25日、政府がコッソリ公布した「食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件」という告示に伴い、食品に残る農薬の基準値が大幅に緩和され、多くの人たちが日常的に口にする小麦が5ppmだったものが30ppmと一気に6倍に引き上げられたほか、ソバ、ライムギ、ゴマなどの残留農薬基準も緩和されたという。

 東京新聞では、これに伴って起きてくる心配を4項目挙げている。その4項目目が「有機農業の低迷」で、日本では耕地面積に対する有機農業の割合は0.2%にすぎない状況になっていることから、「子どもたちの健康保持のため給食に有機食材を使う自治体が広がっている」ことを指摘している。
それが下記の文章だ。(クイックすると大きくなります)

農薬2.PNG

 この中には、千葉県いすみ市では、学校給食では給食に使う米の100%地元地元の有機米に変え、その後、小松菜、玉ねぎなどの7種類の野菜も徐々に有機食材に変えてきているという。いすみ市の試行が軌道に乗ったことから、各地の自治体がその方法を取り入れているが、その中に木更津市でも実施に踏み切ったことが紹介されている。

 数年前に、私たちは、給食センターに、このことについて要望しに伺ったことがある。この時は地元食材を使うこと、残留農薬について、使用食材の調査を行うことを要望した。
 残留農薬基準緩和に伴い、一層その必要が迫られている。

 PTAを含む、親たちもぜひ関心を寄せてほしいものだ。政府は、なぜこんなバカなことをするのであろうか。「種子法改悪」も含め、日本の農業を外国に売り渡す「強欲資本主義」が国民に牙をむいて襲い掛かってきている現実に厳しい目を注いでほしいものだ。
                               kawakami




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