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袖ケ浦市議選を振り返って(連載) 3            [議会ウオッチング]

 袖ケ浦市議選を振り返って(連載) 3           

◆ 「選挙広報」編集の基本
 ① 絶対書くべき必要なこと・・
  「一体どんな人なのか?」経歴を書かない人がいる。市民は判断の最初に「どこの、どんな人か」知りたいのだ。
 ② 情緒的な美辞麗句を並べている人がいる。こういう人ほど当選したら書いたことを忘れてしまう人だと思うこと。
 ③ 一般的な政策課題より、それを具体化した解決法が知りたいのだ。
 ④ 市が当面している重要課題に対する自分の態度を明確に書く人ほど賛否は別にして立派な人だと思う。
・かずさ水道広域連合企業団 
・(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業
・火葬場建設問題
・千葉袖ケ浦天然ガス発電所建設計画
・新庁舎建設問題
 ⑤ 読めない広報がある。文字が小さい。チェックする人がいないのかな?
 ◎ 以上の観点からみて、今回の広報NO1は笹生猛議員の広報の構成と内容であったというのが私
 たちの一致した評価。

◆ 市民の声・・・議会討議への疑問

① 賛否は討議前に決まっているのか?
「議会だより」を見ると、提案された議案に対する各議員の賛否票が掲載されている。
こんなに重要な案件なのに、と思っても、ほとんど充実した論議はなく、フリーパス白丸。
② 前期、この賛(白)否(黒)票が、半数ずつになったことがある。
「残土条例」であった。採決後、残土事業者でもある議員が、某議員の所に行って、深々と頭を下げている姿が見えた。袖ケ浦市にとって必要であったのか否かが「利権」で左右された場面であった。
③ 議案に対する「反対討論」が出たので、無理して「賛成討論」をせねばならぬというものではない。職員が別に書いたことがわかるような「賛成討論」など恥ずかしいことだ。
それが水道企業団議会でも行われていることに驚いた。この時の「賛成討論」は、わざわざ休憩時間を取ったのち、袖ケ浦市の議員が担当したのである。恥ずかしいことだ。
④ 私たちが選挙の事前に出した「袖ケ浦市議会議員選挙~巷の風聞~」は、ブログと10000枚のチラシで市民に配布された。いずれも大きい反響を呼んで、井戸端会議の話題になっていた。
 もう一つ「一般質問・議員の通信簿」をブログに紹介した。これらのブログに対する反応は大きいものであった。議員の名前が出なくても「質問を1回もしない議員がいるんだって・・」と「そんな議員いるの?誰?」・・・と、議員探しが始まったりした。
 回数の少なかった議員の得票数は結果的に激減していた。今期は、1年ごと明らかにすることにした。

◆ まとめ
▲ 議会運営への要望・・活性化を基本に・・
① 重要課題についての研究・調査グループを…例えば「財政研究」
② 「カフェ・ド・議会」は一度開会されたまま止まってしまった。ホームページに何年たっても、このことが掲載されている。良いことは継続することだ。
③ 議員による政策提言は、良し悪しは別にして「残土問題」のとき出されただけと記憶している。行政からは膨大な議案が次々と提示されているというのに・・
せめて、「予算の修正案」など、出てこないのかな?と思う。
④ 議員報酬は、現状で生活できるのか・・という議論がある。議員定数問題も含めて、議員が自らの生活を守る観点での提言など、遠慮なくなさるがいい。但し年金受給議員は注意されたし。たしか47万円(?)以上になれば、報酬減額があることを・・・
⑤ 会派の構成が、細分化されている。議案評決がばらばらの会派もあったりする。論議はなされてのこととは思うが、「何のための会派かな」と疑問が持たれないような構成をしてほしいものだ。

 ◎ 会員の一人が、最後に市役所前に、私費でもいいから、こんな看板を立ててみたい・・と話していた。
「市民が政治に関心を持たなければ袖ケ浦市は豊かにはなれません。」
「税金を無駄使いする奴は親の仇だと思え!」
    ~ 提供者・袖ケ浦の地侍、ミスターX・・・・(この稿を終わります)

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