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(仮称)第2期君津地域広域廃棄物処理事業 2 [ごみ処理施設]

(昨日に続く) 

◆ はじめに
 そもそもゴミ問題は発電の再生エネルギー化と同じで
①ゴミそのものを発生させないこと。
②生分解とすることで焼却をしないこと。
③再生利用・循環利用で減容化すること。
④生活に使うものを企画化しリサイクルすること。
⑤やむを得ず焼却する場合は低公害、減容、安定化物質にすること が大切である。 
 このことを基準に第2期君津地域広域廃棄物処理事業を評価してみたい

● おかしいことその1
上記のように450T/日から486T/日に増えるということですから鋸南町、南房総市、館山市、鴨川市のゴミは合計36T/日ととても少ないということです。 
 鴨川などからゴミトラックが富津岬まで山を越えてくる。なんと非効率なことでしょうか?
ゴミなんてかさばって半分空気を運ぶようなもの、トラック輸送で問題のCO2がいっぱい出ます。  このような話にはきっと裏があるのが日本社会の仕組み

 説明書にはPFI方式のBOO方式と図が書かれています。
▲ PFI事業とは?・公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して行う事業です。 施設所有も民間に委託するBOO方式(Build:建設Own:所有Operate:運営)を採用しています。良く分かりません、詳しい人に聞くと要するに本来公共事業ですから市が設備建設、運用するものを民間企業に丸投げして施設も民間企業の所有

 つまり市職員は運転技術など知らないで良い、会計も民間会社が作ったものを『はいご苦労さん』と言って受け取るだけ ということです。 ハイハイと民間企業の言いなりになります。 利益も隠され、市民がおかしいと思って内部資料を請求したら、民間企業ですから企業秘密として真っ黒に墨が塗られた文書が出てきたり、非公開だったりするでしょう
 そして出資比率を見れば製鉄会社の日本製鉄の子会社が49%を保有、技術や周辺情報を握っていますから袖ケ浦、木更津、君津、富津市鋸南町、南房総市、館山市、鴨川市の職員の知識レベルが時間と共に低下して文句を言っても通用しなくなっていくでしょう。 

 このPFI手法は麻生副総理が以前からアメリカに日本の公共事業を民営化しますと言っていた内容に即した話で、国の広域化・民営化の意思を受け、県も働いている臭い匂いがプンプンします。
(クリックすると大きくなります)

ゴミ処理施設20.10.8.PNG

                             (明日に続く)






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