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かずさ水道広域連合企業団のこと [水道事業]

 「かずさ水道広域連合企業団」は、私たち35万人の「命の水」を支えている「事業団」ではなく、なぜか「企業団」という名称です。2019年4月1日「新水道法」に依拠し、自治体単位の水道事業を、広域化したものです。「旧水道法」では「水は命」であり、水の供給は行政の責務でありました。
 「新水道法」で「水は商品」になり、扱いは企業が行うことになったというのが基本的違いです。
この「新水道法」の持つ危険性について学習した私達は、監視活動を始めることで一致し、4市の合同の市民団体を立ち上げました。

  市民団体の名称は『大気と水は人権』といいます。早速連絡会を作り、学習会や、直接申し込んで「出前講座」もしていただきました。コロナ問題で、活動は中断していましたが、担当職員とのメール交信は続けておりました。

 今回「水道審議会」なる組織が作られ、その第一回会議が8月27日に行われることを聞きました。どのような方が委員になられたか、選出理由は不明です。おまけにこの会議を開くと公表されたのは、8月20日でした。市民への周知期間は、わずか1週間でした。おまけに傍聴者は4名先着順という数にも驚いています。企業長である木更津市長あて、質問と要望書を提出しました。

 制限された人数を少しオーバーするかもしれませんが、傍聴者が参加予定です。

 私たちは、昨年の台風被害での断水の際の、企業団職員の奮闘に感謝と激励を贈り、企業団職員の絶対数の不足について、必要数の補充も提案しています。決して敵対している市民団体ではありません。

 この企業団には、独自の「議会」があり、2月と11月の2回の本会議が設定されています。その議事録がホームページに掲載されているので、その全文を読ませていただきました。その議事録を読んで、非常に不思議な議会であることを感じました。このことは、このブログの2020年5月25日号で紹介しています。きっとビックリなさるでしょう(興味のある方は議事録そのものをご覧ください)

 さて今回の「水道審議会」はどのような会議になるのでしょう。27日に参加された方の感想をお届けしようと思っています。
                                  kawakami






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