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コロナ禍と日本の政治 [国政]

 コロナ禍に見える日本の政治の貧しさ
   関  巌
 昨日(20日)現在で袖ケ浦市4で4人、木更津市で10人、市原市で6人、袖ケ浦でも感染者がじわじわ増えてきていてコロナが身近に迫ってきた。
 すでに病院の閉鎖、医療従事者や医療用具の不足など医療崩壊があちこちで起きている。コロナに感染しても治療してもらえないだけでなく、他の病気でも治療してもらえなくなっている。この状況がさらに深刻になることに恐怖を感じる。

 しかし、日本のお隣の韓国と台湾ではコロナは収束に向かっている。
韓国ではここ数日の感染者が10人以下に減ってきているし、台湾では18日は感染者がゼロとなった。両国とも日本と違いPCR検査を希望者全員に素早く実施して感染者を見つけて感染拡大を防いでいる。一方日本では検査を希望したいときは帰国者・接触者相談センターに先ず電話するがここに電話がなかなか繋がらず、繋がっても希望者の20人に1人しか検査をして貰えない。このように検査を希望してもなかなか検査してもらえず、感染していてもわからない人が多数いる状況だ。袖ケ浦でも感染している人がかなりいると予想される。

 韓国・台湾両政府は12月の当初から素早く感染対策を次々と打ってきた。早くから希望者全員のPCR検査、軽症者の隔離施設の確保、医療現場への医療物質の配布など素早い対応をとってきた。要である病院での集団感染は起こしていない。
このような対応に両国政府に対する国民の信頼はとてもあついものがある。

 一方日本は両国が取ったような対応が後手後手に回り、また的確な対策を打てていない。今頃になって検査の充実だとかホテルの確保だとかやり始めたが手遅れに近い。
このようなことで国民の信頼はとても低い。
 日本政府がこのような状況になっているのは、安倍政権のもとでの政府(大臣や官僚)の能力がとても低いことにある。これは安倍政権がモリカケ、桜などにみられるように、安倍や目上に忖度ばかりして出世した人材ばかりで、本当に能力を持つ人材で政府を構成していないことに由来する。

 結局このような政権を国民が選んだことに起因する。
普段国民は選挙の時だれが選ばれても変わらないとか、政府がおかしいことをしていても言っても変わらないとかで政治に無関心の風潮がある。
そのつけがこのような危機的な時、国民の不幸につながってくるものだ。
 このことは日本国政府のみならず千葉県行政府、袖ケ浦市政にも言えることである。

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