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地域福祉計画のパブコメ 4 [福祉計画]

 かわかみ提出のパブコメは以上である。明日は山ノ井氏の提出された」内容をお知らせする。
                                  kawakami

 4、 取り組みで欠落していると考えられる「住民意識調査の対象の問題」

 冒頭で確認したように、福祉政策は「誰の為に、なんのために」行う政策なのかを、私は視点に据えたつもりである。つまりこの恩恵を受ける人がいて、その人が憲法で言う「健康で文化的な最低限度の生活を営んでいるのか」そのために福祉政策は、有意義に働いているのか‥を確かめるための検証をしたいと思ったのである。

 この政策取り組みの過程には、地域懇談会もあるし、各種会議が精力的に行われていることも分かった。しかしそれらの調査、懇談会、ヒヤリングは、いずれも福祉活動を行う側への作業であり、そしてそれが圧倒的な量であった。そのことを否定するものではない。ただ、これを受ける立場にある方の意識内容を知りたかったのである。
 取り組みの過程表で「住民の意識調査」という項目を見つけた。私はそこを見たかったが、ホームページ上では見つからなかったので、担当課にどこにあるのかを尋ねた。4月に赴任したばかりという職員は、一生懸命探してくださって、見つけ出してくれた。聞けば「1000人への意識調査は、無作為に選出した方へのアンケート」ということが分かった。
 介護で言えば、患者の声と介護士の声、障害の方であれば、障害施設で働いている方、(かって自治基本条例案策定の時は、軽度の知的障碍者の方の声を、施設の方の協力を得て、聞きに行ったものだ)
生活保護を受けている方の声、できれば不登校生徒の声等・・そして孤独死を前にしてのつぶされた願いの声・・・。
 本来は、それらの人たちの声が基盤とならねばならないものではないのか?これは、私個人の意見である。今後の福祉政策策定の参考意見として申し上げておきたい。


5、付加要望 和暦と西暦を併記していただきたい。
 今回提起され「地域福祉計画」では、年度記述がすべて和暦で記されている。和暦の弱点は、経年度をそのたびごとに年度早見表で確認しなければならないことだ。公文書は和暦がお好きのようだが、民間の文書の殆どは西暦で記されている。平成25年(2013)のようなすぐわかる書き方にすることを提起する。なおこのことは、2月行われたパブコメで、応募した「環境基本計画」「一般廃棄物処理基本計画」で採用されていることを付加する。
                              以上
                                  
付記 南房総市に福祉問題に取り組んでいる友人がいる。山ノ井一教氏である。彼からわが町の福祉問題についての示唆があり。今回の応募となった。彼自身も意見を持っているが他市であるということで扱いをゆだねられた。
「他市であっても、善意の意見については、わが袖ケ浦市は対応するはずである」と伝えた。
そういう経過を経て、私の提言に付加するより、独自のものとして届けたほうが良いと考え、山ノ井氏の提言も別紙提出する。

                              2020年4月20日提出

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