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篠崎典之議員登場3 [議会ウオッチング]

 28日、29日に分けて、議案16号の「一般会計予算書」に対する篠崎議員の反対討論を掲載した。
今日は、予算に関して残りの二つの議案についての反対討論をお届けする。 kawakami

◆ 議案第17号 令和2年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に対する反対討論

▼ 22番 議案第17号 令和2年度袖ケ浦市国民健康保険特別会計予算に対する反対討論を行います。 本予算は、歳入歳出それぞれ、65億1,700万円で前年度比2億100万円の増です。

 一般会計からの法定外繰り入れ金が、昨年度に続き1億円にとどまっています。
一昨年度までの1億5千万円に戻し、協会けんぽの1.61倍となっている高すぎる国保税の引き下げをすべきです。
 いま、政府は法定外繰入れをゼロにする方向で、自治体にさまざまなペナルティをかけ、法定外繰入れを減らした自治体に加算金を増額し、法定外繰入れを続ける自治体には減額するというやり方をしてきています。
 今でも協会けんぽの1.61倍の負担となっている国保税が、これ以上値上げになれば、低所得層や無職が多い国保加入世帯の生活は、いっそう追い詰められます。
 にもかかわらず、市長は、法定外繰り入れについて「基本的には国の言うとおりに進めます」と述べました。 これは、「今後、国保税がもっと上がってもかまわない」「基本的に政府の言うとおりにする」ということです。 市長は、高い国保税を支払うために必死に努力している市民生活に思いを馳せるべきです。

 また、新型コロナウイルスの影響等で国保税の支払いに支障をきたす方が増えることも懸念されます。 政府は、2月28日付けで「新型コロナウイルス感染症に係る帰国者・接触者外来の受診時における被保険者資格証明書の取り扱いについて」との通知を発出し、国保資格証明書所持者を短期保険証所持者と見なして取り扱うよう求めていますが、本市においてもこれを徹底すると共に、この際、資格証明書交付世帯には、全て短期保険証または正規の保険証を発行するようにすべきです。

  加えて、新型コロナによる収入減の影響を受けている世帯に対しては、国保税の減免措置を十分に適用するように配慮することを求めます。
 以上、反対討論とします。


◆ 議案第18号 令和2年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計予算反対討論

 22番 議案第18号 令和2年度袖ケ浦市後期高齢者医療特別会計予算に反対の討論を行います。
 この予算は、歳入歳出それぞれ7億1600万円です。前年度比1億300万円の増です。
 後期高齢者医療は、75歳以上の高齢者に医療費、保険税の負担を強いるものです。また、滞納世帯には、短期被保険者証の発行も継続しています。消費税の10%への増税にもかかわらず、政府は、負担軽減どころか高齢者医療費の負担倍増の検討も進めており、断じて容認できません。
 以上、反対討論とします。

◎ 今日で篠崎典之議員の反対討論を終わります。今朝の新聞折り込みに「志清会」(小国勇議員・佐藤麗子議員・伊藤さとる議員)の「SHISEIKAI REPORT]というA3版中折のパンフが入っていました。内容は42項目にわたる「志清会」から粕谷市長あての予算要望書でした。こういう取り組みは大いに歓迎するところです。予算要望書は、共産党も毎年市長あて提出しています。
 今回の予算で、二つの会派から提出された要望書の内容が、予算に反映されているか否かを検証してみることも大切なことだと思っています。コロナ騒ぎが落ち着きましたら、「志清会」からお話をうかがい、勉強させていただきたいものだと思っています。kawakami

                             

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