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横須賀石炭火力新設計画裁判 1 [石炭火力発電所]

 横須賀石炭火力発言所建設に対し起こした裁判に、袖ケ浦からも原告として参加された、私たちの会の富樫事務局長が、参加理由を求められ下記の意見を提出した。その紹介を原文のまま、連載する。              kawakami


 横須賀石炭火力発電所新設計画に関する訴訟についてのアンケート

                           2020年2月5日 富樫 孝夫

1.今回、横須賀石炭火力発電所の新設計画に反対する訴訟に参加しようと思った理由は何ですか?(自由記載)

 横須賀火力建設計画裁判原告になった理由は、横須賀は袖ケ浦に住む私たちにとっての汚染源としても決して遠いところではないと思っています。遠くない理由は下に書きました。
また、これは今でも被害があるのにこれ以上の被害の上乗せは困るということです。

その根拠は
① 大気汚染
 東京都の公害防止部門が飛行船を使って調査した結果を当時の公害防止部門に働いていた藤原さんから話を伺いましたところ茨城県の鹿島火力の排煙が八王子まで飛んできて光化学オキシダントになっている。君津火力の煙が新潟県まで届いているという話を伺いました。

1) この話から横須賀のばい煙は確実に袖ケ浦を汚染すると確信しました。

2) 実際に袖ケ浦の児童の呼吸器疾患の割合と隣の市の児童との比較においても袖ケ浦市の呼吸器疾患の割合が高いことで更なる汚染源には反対せざるを得ない 下記表で説明

3) また工場に近い長浦駅前団地の住民からベランダが汚れる、私は喘息患者ですという告白、また工場からの風のとき臭い という苦情を伺うなかで、横須賀からも汚染物質が来ることに反対せざるを得ません (自宅のベランダも土埃でない黒いすすのような汚れがあります)

1)、2)、3) の根拠として
 次ページに君津市の日本製鉄共同火力の煙と教育委員会から得た情報を示します。
この表のように袖ケ浦は京葉工業地帯の南端にある関係で汚染度の高い空気が北寄りの風のときに来て、また反対の南風の場合は写真のように日本製鉄君津工場にある共同火力からの汚い煙がきます。(東電と日本製鉄の共同火力)

https://nocoal-tokyobay.net/2017/06/28/%e3%80%90%e5%8b%95%e7%94%bb%e3%80%91%e5%90%9b%e6%b4%a5%e5%85%b1%e5%90%8c%e7%81%ab%e5%8a%9b%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e7%85%99/

新日鉄君津工場煙突.PNG

(この稿続く)


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