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横須賀・石炭火力反対裁判 [石炭火力発電所]

 東京湾岸4か所の石炭火力建設が計画されましたが、3か所が断念し、最後に残ったのが横須賀です。横須賀では、裁判闘争も地元の反対運動と並行して進めています。その裁判に参加している「袖ケ浦市民が望む政策研究会」富樫事務局長の報告です。          kawakami

◆ 2019.12.23横須賀裁判後の総括集会
★ 袖ヶ浦@富樫からの意見
この裁判を象徴するスローガンが必要
  袖ヶ浦石炭火力では東京ガス・出光興産・九州電力の建設計画反対運動において【 東京ガスには石炭火力は似合わない 】 というスローガンを掲げた。
また、長崎県石木村のダム反対運動では石木村の石木と意識をもじって【 意識を変えよう 】というスローガンを掲げています。
松尾芭蕉の俳句、“山寺や 岩にしみいる 蝉の声”、 “古池や カワズ飛び込む 水の音”
 小中学校での国語に話が頭にしみこんでいます。 575 5775 川柳でもなんでもいいけど
市民と経営者の心に染み込むスローガンが大事です。
電気代1kW30円1か月300kW、約10000円、年で10万円以上を支払う。
東電はこの収入で石炭火力と、原発を作る
ということをもっともっと市民に宣伝しないといけないと思っています。
  経営者はマネーファースト、お金の動き通りに経営戦略を立てます。儲かれば何でも良しが企業経済原則、どうにも止まらない
発電所から家庭への売電は4割、でも収入は7割 大企業には14円・16円で売電、家庭から26円(込々30円)つまり、税金と同じで国民からかき集め大企業に奉仕
https://www.kankyo-business.jp/news/ に
石炭火力に手を出した企業も再エネ時代を認識し始めたニュースが増えています。

★ 話変わって横須賀裁判2回目
<被告の書面から>
被告は原告が裁判起こす前提が間違っているとして却下を求めている。
主張に対する反論として
小島弁護士がまず原告適格の問題で熱中症死亡者は7月だけで1000名
以上発生、土砂崩れなどの災害で200名以上犠牲になっていることが20km県外の方でも、特に高齢者は熱中症罹患率が高く適格と言えると主張
 パワーポイントを使って被告と裁判長に説明しましたが裁判長から、最低1週間前に紙で画面データを証拠品として提出しないとどんなに立派なパワーポイントであっても単に資料扱いで証拠として扱いません・・との注意があった。

<裁判後の集会で>
EUでは住民でなくて趣味で問題の土地にくる機会のある人は原告適格と判断されるそうです。また国境をまたいで公害がくるとして外国企業を市民が訴えるケースもあり日本の裁判の狭い考えを批判していました。

地裁で勝利しても高裁がありその上の最高裁小法廷の裁判官は安倍の息のかかった人間に置き換わっているのでその前に住民運動を広めて勝利に持っていく必要がある

==>この話は電力会社を替える、太陽光を広める運動をすることが
 勝利のカギを握るという袖ヶ浦の主張の裏付けとなった話であり
 横須賀の方々、気候ネットがどう聞き取ったかが問題・・・・

以上


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