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袖ケ浦市政を巡る問題 2 [市政全般]

 新粕谷市長の所信表明を読む。

 冒頭に、「これからの4年間は、市が目指す将来の姿に向け、新たな総合計画によるまちづくりをスタートさせる大事な時期でもあります。」とある。
 今回の「総合計画」策定は、特に「策定しなければならぬ」という質のものではない。もしそれでも策定するのであれば、どこかのコンサルタントに委嘱して作るものではなく、職員の総意を結集した、職員の手によるものであってほしいと願い要望する。
 このことを、前回の総合計画策定に携わった、県からの派遣担当課長は、「総合計画を自分たちだけの手で仕上げるだけの余裕はない」と発言されていた。
 総合計画は、立派な本の作成事業ではないことを銘記されたい。

 第2に、厳しい財政運営のことを書かれている。このような厳しい財政事情の中で、前市長は、退任を表明後に、何と市庁舎建設について、大成建設との仮契約に調印されたという。因みにお隣の木更津市は、オリンピック終了まで、建設費の高騰を抑える観点から、庁舎建設を延期し、分散庁舎での運営を実現中である。袖ケ浦市庁舎建設について、このような配慮事項は一切聞いたことがないし、全市民的討議を提起したことを聞いたことはない。
 経費総額は、住民投票に値する金額であるという。その上、新市長着任後数日の間に開かれた議会に、議案として上程するということについて、疑念を持つ幹部はいないのか?議会事務局は?
 新市長に、上程見送りのという毅然とした判断を求めるのは無理かもしれないが、今後のこともあるし、新庁舎を含めて、重要課題についての機械的引継ぎではなく、新市長の重要政策との関連を考え、遠慮のない判断を求めたい。

 第3に6つの基本政策が並んでいる。いずれも実現可能性のある政策であると感じさせる。今後の果敢なる挑戦を期待したい。

 最後に、以下少々長いが、目を通されることをお勧めする。新市長の「所信表明」である。
(クリックすると大きくなります)

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