SSブログ

先生方大丈夫ですか [教育]

 安倍政権は、今度は公立学校教職員を対象に「1年単位の変形労働時間制」なるものの導入を図ろうとしています。今でも現場は「奴隷工場」あるいは「ブラック企業」と呼ばれている状況であるのに、年間を繁忙期と夏・冬休み期間を休閑期と位置づけ、繁忙期には1日10時間の長時間勤務を可能にしようというものです。「今だって、10時間以上が当たり前のようになっているのに、今更・・」などという言葉が聞こえる一方、「これで管理者は当たり前のこととして、残業を命令できる」と胸を張ることでしょう。最も人間らしい生活をするための労働時間の配置として「1日8時間労働」というのが、世界の常識です。

 ここに、教職員の過労死が多いことを表した表があります。(クリックすると大きくなります)

教職員の過労死.PNG


 現在でもこのような状況なのです。長い長い間言われてきた、教職員の定員数を増加すること。教職員本来の業務に専念できるようにすること(例えば部活動)。無駄な業務を整理すること。
(例えば上部への報告事務)。「公立教員給与特別措置法」を抜本的に改正すること。等こそ重要なことではないのか。

 足元の袖ケ浦市公立学校教職員の勤務状況はどのようになっているのか?心身障害教職員の状況はどうなのか?教職員組合があるのか、ないのか?どうも千葉県では、東部の公立学校教職員の活動状況は見えても、西部では高校の先生方の活動は見えても、義務制教職員の活動の姿は見えてこない。
 管理制度が強くしみ込んでしまっているのか?怒りを静かに燃やし続けているのか? 
今回の悪法に対して、どのような意見をお持ちなのか聞いてみたいものだと思う。

                             kawakami

 

 



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。