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出口市長お疲れ様でした [市政全般]

 出口清市長は3期12年の任期を終え、間もなく退任される。3期目はここには列記しないが、1期、2期目にはなかった問題が次々と起きて、心を痛められたであろうと思う。

 袖ケ浦政治史上、利権の噂のなかった権力者はいない。中には露骨なまでの、市財政に多大な損害を与えた者までいる。なぜか司法の手が伸びなかった事例がすぐにでも浮かんでくる。
 その点出口市長には一切の噂はなかった。政策上意見の相違はあっても、見事と言ってよいほど、利権の風聞はなかった。

 一定の限度はあったが、行政の窓口を開く努力が見えた。善し悪しは別にして、ご本人と市民との触れ合いに努力されたり、出前講座の設立等に努力された。その中で、政策上最大の功績を私は「地域包括ケアシステム」の構築とみている。他自治体が、民間委託を進める中で、行政によるケアシステムの構築を、福祉課を中心に、医療関係者、介護事業者等との協働で、大きく広げられた。

 12年間、このブログや市民団体の活動で、政策上の批判や問題点を遠慮なく取り上げてきた。しかし私たちの会の名前は「袖ケ浦市民が望むj政策研究会」である。政策上の批判は遠慮なくするのが当然であるし、積極的、建設的提案もしてきたつもりである。出口市長個人に対する恨み、つらみの問題ではない。退陣される出口市長の清潔さと、学習の深さに対し、敬意を表するとともに、改めて「お疲れさまでした」と最後に申し上げ感謝の意をお伝えしたいと思う。

                                  kawakami
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