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石炭火力反対運動は続いています [石炭火力発電所]

 東京湾岸に4つの石炭火力発電所計画がありました。そのうち蘇我、市原、袖ケ浦の石炭火力建設計画を断念させることに成功しました。しかし最後に残ったのは、横須賀に建設予定の、JERA(東京電力と中部電力の合弁会社)の計画です。現地での多彩な抗議活動や、裁判による差し止め要求などの活動は続いています。
 私たちも傍観していられません。そこで石炭火力の影響は対岸にも及ぶということを沿岸住民に知らせるべくチラシを作りました。

 久里浜の火力発電所は金谷から7km程度と近い位置にあり、ほぼ真向かいに見え、鋸山330mの中腹には日本一大きな石仏と日本寺があります。
 日本寺は標高125mであり、煙突高さは180mであることから観光客は風向き次第では煙の中で参拝することになります。
ロープウェイ会社もこのチラシを読まれて、観光客への影響を是非考えてみてください。

 また、綺麗な空気と景色を求めて周辺には別荘も作られていますが、石炭火力問題は知らないのでチラシを見た方はがっかりしているのではないでしょうか?
 今は煙突の解体が進んで見えにくくなりましたが、富津岬からもはっきり見える位置にあり、煙害を受けますし、保田、岩井、富浦と館山方面も煙害を受け、春の花の観光で生きている地域住民にはショックでしょう。釣舟業者へのアクセスとか・・・
 自分の生活に関わるとなると関心が高まるのが人間です。

 いまは知らないので・・・無風
一方、海の状況を見る木更津市の牛込漁協、金田漁協をはじめとする6漁協は海の環境破壊で生活できない状況です。
 当初、木更津地域がだめでも富津地域はそこそこ大丈夫だったのですが、最近は木更津と同じ状況になっています。

 つまり僅か平均1℃の気温と海水温度の上昇と+7℃上昇する温排水の漁業への影響は甚大であることからチラシ配布範囲を富津から保田まで(予算制限で15000枚)としました。

 チラシは富津から保田までに入れました。富津は17日に配布します。今週、木更津漁協付近と君津の海岸沿いにチラシ配布されます。
 これは(株)房総企画の人手不足で配達店に一度に配れないとのこと

 チラシ配布と同時に、漁協、農協、商工会議所などに手紙とチラシを送付するなどを行います。有明海の諫早湾市民のように立ち上がってほしいという願いがあります。皆さん是非読んで、隣近所の話題にしてください。JERAへの抗議の手紙を、電話を集中してくださることを呼びかけます。

        東京湾の会袖ケ浦代表 富樫孝夫
(チラシです。クリックすると大きくなります。)

房総沿岸住民へのチラシ.PNG


房総半島沿岸住民へのチラシ裏面.PNG



















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