SSブログ

区画整理地鋼製スラグ汚染水分析 [袖ヶ浦駅北側開発]

 篠崎議員の質問で、袖ケ浦駅海側特定区画整理地で、鋼製スラグ埋め込みにかかわる汚染水の滲出が見受けられたことは、一般質問で明らかになったことです。

 簡易測定とはいいながら、直接採取し分析された篠崎議員から許可を得て、その結果を公表します。
 なお慌てて、市でも採取調査をしたという話が伝聞ですが伝わってきました。(正確ではありません)
公表結果の一覧表を下記に表示します。(クリックすると大きくなります)

汚染調査.PNG


★ 表の見方

① 右側2列を比較してください。汚染水と普通の水です。比較がはっきりわかります。

② 水素イオン濃度が12.26 PHを示しています。「アルカリ性が極めて強い」となっています。

③ 「強アルカリ性]が、人体に与えるもっとも大きな影響はたんぱく質の変性です。具体的には目に入ったら角膜がやられますし、皮膚についたらたんぱく質が溶けてぬるついたり、痛みを生じます。飲み込んだら口内の粘膜、食道が変性してしまいますが、胃では塩酸があるのでとりあえず中和はさせます。しかし口内、食道はただれて痛みを発することが予想されます。実際に、ある程度以上の強アルカリを飲むと、死亡する可能性があります。

④ 強アルカリは、廃棄物処理法では特別管理廃棄物です。

⑤ 18日に行われた予算委員会では、市側が新年度予算に、海側特定土地区画整理事業区域内の水質検査に要する費用を衛生費で全く予算化してないことが明らかになりました。これだけスラグ問題が何年も前からあるのに市環境経済部では、検査する気もないようです

 さて、鋼製スラグは10年から15年経由すると、道路では表面の亀裂が起こったり、宅地では家が傾いたりするということが、実際に群馬県で起きて、数多くの刑事事件や民事事件に発展しています。これからどうするのでしょう。今後の市の対応や、代行業社の対応を見守りたいと思います。


   kawakami










nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。