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再生土崩落事故・県の対応 投稿 [残土埋め立て問題]

ペンネーム「横田のお兄さん」から、過日ブログに掲載した「再生土」埋め立てでの崩落事故にかかわって、千葉日報で報じられた、県対応の記事が届いた。
 県もいよいよ腰を上げ, 環境悪化や崩落につながる不適切な埋め立てを罰則付きで規制する県条例が先月成立したが、施行は来年4月である。条例実施に当たって、従来同様の「ザル法的対応になるのか」「規制条例」になるのか・・注目していきたい。以下投稿記事主要部分の紹介である                       
                                   kawakami

★ 11月9日(金)千葉日報「再生土埋め立て緊急確認 全50カ所 市原の崩落で県」
2つあるため、わかりやすく理解していただきたいため、新聞の記事を2つの内容に主要部分抜粋の上で分割しました。原文、線引き部分は写真で添付して送ります。

▼ 相次ぐ土砂崩れ事故を受け千葉県が調査を指示】
て中の再生土が大量崩落した事故を受け、県は8日、県内で進行中の再生土埋め立て現場全約50カ所を対象に緊急の現地確認を始めた。崩落の恐れがないかを傾斜角度や高さ、対策の把握で確かめる。森田健作知事は8日の記者会見で、「大変な問題だ。今回の崩落事故を受けて作業中の埋め立て現場は早急に状況を確認するように。」と指示した。

県廃棄物対策課によると、緊急確認はまず同日中に事故現場を含む市原市内3か所で実施。事故現場以外では目立った問題は見つかっていないという。今年6月時点の集計で、市原市内は再生土埋め立て進行中が15カ所に及び、千葉市内や県東部も多い。埋め立て済分は同月時点の県の把握で121カ所にも及ぶ。埋め立てが終了した現場も約120カ所に及び、進行中分と併せて管理の難しさが浮かび上がった。県は出先機関と確認を進める方針だが、一定の時間がかかる見通し。

香取市内では先月、事業者が「再生土」と主張する一方で、県は中身や埋め立て目的が不明瞭だとして確認中の土砂が、一部搬入される事態も起きた。

【来年4月から条例が施行へ】
明確な法令規定がなかった再生土を巡っては、環境悪化や崩落につながる不適切な埋め立てを罰則付きで規制する県条例が先月成立したが、施行は来年4月。

汚泥などを浄化処理した資材として流通が急拡大した再生土。命令や罰則付きの規制条例が施行されれば、新規埋め立ての安全確保は進む可能性はあるが、それまでは残土や産業廃棄物に該当したり、別法令に関係しない限り、行政指導に留まる。(クリックすると大きくなります)

千葉日報.PNG







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