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袖ケ浦駅北側開発 [袖ヶ浦駅北側開発]

 袖ケ浦市街地と、線路海側を結ぶアンダーパスの竣工日が近づいてきた。7月18日であるという。この間4車線の計画が2車線になったりしたが、竣工の日を迎えることができるようで何よりであると思う。

 このアンダーパスが完成することで、袖ケ浦・三井アウトレット・湾岸道路とつながり、北口開発の生命線ともいうべき主要幹線が完成したということにもなる。関係者の安堵の声が聞こえてくるようだ。

 この事業が企画されたころ千葉県下には30数件のこの種事業案があったという。そのうち、ここが取り上げられた背景には、地元選出議員江野沢氏の、目に見えない尽力があったからだとも聞いている。さもありなんと、県議会報告を見ているとうなずけるものがある。 待望のマンションも建設中であり、市内に品のいいチラシも配布された。ぼつぼつであるが街の形も少しずつできてきているようである。

 ところで、あれほど騒がれた「袖ケ浦駅北側開発」(海側開発)であるが、整理されないままに残されているいくつかの問題を忘れないことだ。

1、 埋め立て地であることからの排水が一つの大きな問題であった。高須川の排水工事は終了したが、当初計画は40億円の予定であったものが、55億円超の金額がかかったという話であるが本当であろうか。

2、 同じように、スラグ埋め立て問題があった。その後、東京地裁での調停が行われているとのことだが、一切表に出てこない。この問題が起きた時
「田舎の旦那衆をごまかすなんて、赤子の手をひねる様なもんさ・・」
とうそぶいていたやからがいたという。行政がなぜか、おおごとにならないよう、処理に必死になった姿や、議会で、茂木議員や、粕谷議員が鋭い追及をされた場面も浮かんでくる。

 いずれにせよ、予算執行は、いろんな項に分散されて執行され、部門ごとの総額を確認することは、そう簡単にはできないような仕組みになっている。
 アンダーパスも、事業主体は県、市が分担金を支払う方式であることから、財源配分も明確に報告する責務があることを忘れないでほしい。

 その後のニュースが入らないことの一つに、「火葬場問題」がある。木更津では、なんとしても33年度から、施設使用に踏み切ることができるよう頑張っているようだが、肝心のPFIの動きが全く見えない。今は金利が低いのだから、銀行からさっさと借りて、作ってしまえばよいものを、建築・その後の運営一切を委ねるようなPFI方式など、維持管理で大変な金がかかるのではないのかと危惧されてならない。
 このことについては、袖ケ浦市政の数十年来の懸案事項であったわけだから、きちんと、アンダーパス同様、決算内容・経過・問題点を明記した記録を残しておく必要があると思う。

                 Kawakami


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