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青潮発生 [漁業]

 今日の夕方のテレビに、船橋を中心に青潮が発生したと伝えていました。青潮とは何か。ウイッキペディアには次のような説明が出ています。

「海が青色や緑白色に染まるのを見たことはありますか?赤潮の発生で異常に増殖した植物性プランクトンは、ほとんどの場合底層に沈んで堆積し、バクテリアによって分解されます。この時に周りの酸素が消費され、底層の海水中の酸素が減少します。この酸素の少ない底層の海水が湧き上がって海の色が青色や緑白色に見える現象を青潮といいます。青潮の中では、魚や貝は酸素が足りないため生きることができません。」

 ちょっと難しい言葉でいえば、「貧酸素水塊」と言います。金田漁協が《盤州干潟を漁場としている地域の漁業協同組合》今年の2月に木更津市長へ、3月に県知事へ挙げた、要請書の中に、貧酸素水塊による干潟生息魚介類への影響という項目がありました。
「漁業で生活できる本来の東京湾漁業環境を返してほしい」ということの要請書でした。

今日のテレビでは「県に聞いたところ、漁業での被害の報告はない」
ということを平然と流していました。県が簡単に「被害があるなどというはずはない」ことをテレビ記者は知らないし、裏を取ろうともしない・・恥ずかしいことだと思いました。

 偉そうなことをなぜいうか・・と言えば、
「このようなことがいつごろから起こったのですか?」
と金田漁協組合長に聞きましたら
「コンビナートの埋め立てが始まって、海底を穴ぼこにしてしまいプランクトンが育つ場所をなくしてしまったころからですよ」
と答えていらしたのを思い出したからなのです。

 今東京湾は、急速に死の海化しています。誰がそれを止めてくれるのでしょう??? 
「モリにするか、カケにしようか」などと、もめている政権に無理なことははっきりしているのですが・・・・

 金田漁港の海面を見てください。青潮です。

金田漁港近辺.PNG

kawakami















 
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