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幼児教育  2 [幼児教育]

市が「袖ケ浦市、待機児童ゼロ実現」を誇らかに宣言した時期があったが、残念ながら、すぐその実態にそぐわない実情が明らかになり、以降この言葉を口にしなくなった。

それは何であったのだろう。国の統計上の数値合わせでいえば、待機児童がいて、収容施設定員がその数に達すると待機児童はゼロとカウントされる。袖ケ浦はそれを達したと言ってしまったのである。

朝日新聞記事によれば、これが厳しい。
「厚生労働省によると、昨年4月1日時点で全国に2万3167人いて、5年ぶりに前年より増えた。厚労省の定義では
(1)自治体が通えると判断した施設に入らなかった
(2)自治体が補助する認可外施設に入った
(3)求職活動を休止した――などの場合は含まれず、認可施設に入れず育児休業を延長した場合を含めるかどうかは自治体の判断に委ねられる。こうしてカウントされなかった「隠れ待機児童」は同日時点で約6万人いた。 (2016-06-11 朝日新聞 朝刊 1総合)

① もっと平たく言うと、兄弟姉妹がいて、それぞれバラバラな保育所に入園指示が出ても無理
だから、入所できなかった。
⓶ すぐ近くに保育所があっても、満杯なので、遠い保育所に入園指示が出たが、行くことができずあきらめた。

まあ言ってみれば、こういう子供たちも、待機児童から外されてカウントされていたのである。
袖ケ浦市の10月1日時点の、実質的待機児童数は105名である。

「何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか・・・」
こう叫んだ、主婦の声が、袖ケ浦でも聞こえてくるようだ。

それじゃ、行政は何もしていないのか? いや・・それなりの努力はしているようだけど、それが、ちょっと首をかしげたくなるような内容なのだ。
 それを明日お知らせしよう。  kawakami



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