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TPP反対中央大集会 [TPP・FTA・EPA問題]

今日は国政の山積する問題の中から、アメリカ大統領選挙で両候補とも承認を拒否するというTPP協定について、中央での一大反対集会が開かれた。その様子を伝えた青木さんのブログを紹介したい。(青木浩文)  Kawakami


「国民に対しては黒塗りの資料。仲間うちでは白紙の領収書。こんな無責任で無軌道な政治を絶対許さない!」
 今国会最大の焦点である環太平洋連携協定(TPP)が審議入りした翌日の2016年10月15日、「TPPを批准させない! 10.15SAT 1万人行動 今国会での拙速な批准は、絶対許さない!」の中央集会が芝公園(東京・港区)で開催された。集会後には銀座でデモも行われ、約3キロのルートを練り歩いた。参加者は主催者発表で8千人だった。

 中央集会では、社民党の福島みずほ参議院議員、日本共産党書記局長の小池晃参議院議員、自由党共同代表である山本太郎参議院議員、「オールジャパン平和と共生」経済学者・植草一秀氏、PARC事務局長の内田聖子氏、そして弁護士で元農林水産大臣の山田正彦氏などがマイクを握った。
小池議員は、「経済主権も食料主権も売り渡す亡国の条約がTPPだ」と、厳しく断じた。さらに、「これだけ国民に影響を与えるのに、交渉で日本が何を要求したのかも、外国が何を求めたのかも、まったく明らかにしようとしない。国民に対しては黒塗りの資料、仲間うちでは白紙の領収書。こんな無責任な無軌道な政治を絶対許さない」と訴えた。

山本太郎議員は、「TPPは、マスコミの広告主である多国籍企業、大企業のために最大限の規制緩和を行うための条約。だからマスコミは大きく扱わない。農業問題に矮小化されている」と指摘、TPPが国民の生活に与える数々の問題点を、多くの国民がまだ知らないままであることに懸念を示した。
 その上で、「ひとりひとりが、分かりやすい言葉で、TPPの危険性を多くの人に伝えることが、TPPを止める鍵になる」と訴えた。
 また、山本議員は2012年の衆議院選挙において自民党はTPPに反対する立場で、選挙戦を展開していたことに触れた。その上で、現防衛大臣である稲田朋美氏が「TPPバスの終着点は、日本文明の墓場」(産経新聞/2011年11月7日)、「このTPPはアメリカのためにあるんです」(衆議院経済産業委員会/2011年4月13日)、そして、現農林水産大臣である山本有二氏が「主権を売る行為に等しい」(高知新聞/2011年11月15日)などと、自民党の現閣僚が過去に発言していたことを紹介した。
 「そんなことを言っていた人たちが、今は全力でTPPに取り組もうとしている!ありえない!」 
 山本議員は、「お仕置きが必要だ!」として、年明けにも行われると言われている次の衆議院選挙で、自民党への不支持を訴えた。
自身が発行するWeb新聞「永田町恐怖新聞」を掲げてTPP反対を訴える自由党・山本太郎議員

山本太郎.PNG



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