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「製鋼スラグ」埋め立て問題~その1~ [袖ヶ浦駅北側開発]

 柳澤さんの講演報告はあと2度続きますが、ここで一息。緊急ニュースを2回に分けてお知らせします。特に明日掲載される「市政を開く安中市民の会・1995年に群馬県安中市で発生した史上空前の巨額詐欺横領事件。司直もマスコミも尻込みするこの事件に敢然と立ち向かう市民団体」のブログには、今回の袖ケ浦の「製鋼スラグ」問題が、実地調査も含めて詳細に報告されているものです。まずは目を通していただきたいと思います。
                          政策研事務局

 2月20日、袖ケ浦市袖ヶ浦海側土地区画整理組合臨時総会(説明会)が市民会館を会場に18時30分から開催されました。

 昨夜の、説明会は開会冒頭から荒れに荒れ10時まで、討議が続き、結論として、再度説明会を開催するということで終了したということです

 冒頭に市側の説明があったとそうです。その説明は、市に監督責任がないものの如くであったため、参加者の怒りは一気に噴きあがりました。一体市はどんな発言をしたのでしょうか。市のホームページには下記のような弁明の文書が掲載されています。

     袖ケ浦駅海側特定土地区画整理事業に関するマスコミ報道について
 平成28年1月22日に製鋼スラグを使用した地盤改良に関するマスコミ報道がされましたことについて、袖ケ浦市の見解は下記のとおりです。

 本件土地区画整理事業は、土地の地権者で組織された土地区画整理組合が施行しております。本事業における整地工事の際に、軟弱地盤層が確認されたことから、一般的な宅地に必要となる地耐力を確保することを目的として、地盤改良用製鋼スラグを使用した地盤改良工事が行われております。

 今回使用した地盤改良用製鋼スラグは、鉄を精錬する際に発生した製鋼スラグを原料とし、蒸気エージング処理等を施したうえで、適切に製品管理され販売されているものです。その主成分は石灰、シリカ、鉄、酸化マグネシウム等で構成され、いずれも自然界に存在する物質であり、製造元の新日鐵住金株式会社の説明を受け、環境基準を満たし安全で安心できる宅地造成に役立つ製品であると認識しております。

 また、今回の報道により、地権者や住宅購入者及びハウスメーカー等関係者に不安を抱かせる事態となりましたので、市といたしましては、土地区画整理組合と業務代行者である、株式会社奥村組と株式会社竹中土木に対して、これまでに行った環境試験結果の提示とともに、現地で資料を採取し、pH試験や膨張試験などを行って、関係者の不安払拭に努めるよう申し入れを行っているところです。

 なお、今回の事態につきましては、地盤改良を含めた整地費等の資金計画変更に係る組合事業計画の変更手続きの遅滞や、組合理事会及び総代会における業務代行者の説明不足等が原因の一つと考えられますので、市といたしましては、今後このような事態が生じないよう、組合に対して指導を強化してまいります。

◎ 業者受け売りの安全性と、市には責任はないのだという傍観者的な姿勢です。参加者が怒るのも無理はないというものです。

◎ 安中市は〈大同特殊鋼〉の「製鋼スラグ」問題で被害を受け、上記「市民の会」を中心に抗議のたたかいを続けているところです。そこの人たちが、いち早く袖ケ浦現地を調査しその報告をブログに掲載しているのです。そのブログを明日掲載します。(続く)

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