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火葬場問題の説明 [火葬場問題]

 「広報・そでがうら」1ページ全面を使って「火葬場問題」についての市民への説明文が掲載されています。小さな文字でぎっしり詰まっているので、ほとんどの市民の方は、目を通されなかったことでしょう。

 そのうえ、期待していただけに,内容を見てがっかりしました。昨年暮れに議会全員協議会で説明された内容がほとんどそのまま転載されたものです。

 事実経過でいえば、この全員協議会での説明後、議会があり、笹生猛議員・篠崎典之議員から、厳しい質問があり、答弁も満足にできなかったり、山口副市長に至っては、「市原市に対する思い込みの誤りについて市民に謝罪する意思はないのか」とまで追及される場面まであったのです。

 そんな状態であったにも関わらず、議会最終日、それらの論議内容を検討することもなく、議会無視のまま、市長から覚書締結に向けての、意思表明があったという、あきれた経緯をたどっています。

 木更津市の覚書の決定的弱点は、まったくの内容不明であることです。わかったことは何か。
1、この事業は木更津市の事業であること。したがって、火葬場整備事業の主体・完成後の管理運営業務は一切木更津市が行うこと。
2、建設方法はPFI方式で行うこと。
3、共同整備事業賛同する市は、応分の負担をすること。
後はこの協議に加わりたかったら加わればいいし、加わりたくなかったらそれはそれで結構・・・という不思議な「覚書」の内容です。

 第一「試算内容の公表もなく、参加するもしないも、行政として責任を持てない」というのが常識でありましょう。11月18日に庁内会議で決定し、19日に市原市にあいさつに行き、20日に議会へ説明という日程配置を見ただけで、唖然としてしまいました。まさに
「市長って裸の王様じゃないの?」
と言われているのも、あながち不思議でない雰囲気なのでしょうか。

 さて、私たちは、どこかの国の首相になったおつもりの行動には黙っていられません。次の日曜日の新聞折り込みで、「市原市との共用試算・木更津市との共用試算の比較表」を含めた、特集版会報を全市に新聞折り込みで配布したいと計画していることを、お知らせしておきたいと思います。ぜひ目を通され、袖ケ浦市民にとって、最善の策は何なのかをおひとりおひとりお考え下さい。市政の主人公は、一人一人の市民なのですから・・・

kawakami

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