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袖ケ浦市総合開発審議会 [審議会]

  7月23日袖ケ浦市総合開発審議会が開催された。傍聴申し込みをしていたところ、友人の病気悪化で傍聴はやむなく中止した。同じく傍聴された方が、資料を届けてくださった。ありがたいことであったし、気持ちよく資料を提示くださった事務局に感謝申し上げたい。

 議案は2点あった。
① 平成26年度施策評価について
② (仮称)袖ケ浦市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について
である。ここでは1点目について感じたことを書いておく。施策評価を見る。これは総合計画に位置付けられている38施策について、一つずつ「事業の有効性・今後の方向性」を見るものだ。
 評価結果は38項目中「効果不十分・一部事業見直し必要」はゼロ。「事業は効果的だが今後見直しが必要」3。「事業は効果的だが、今後更に事業の拡充・追加必要」が4。そして「事業は効果的で今後も維持が必要」とするものが31の施策結果である。
 すべて自己評価、第三者の意見は入っていない。

 このうち注目すべき施策2点について書いておきたいと思う。
① 「JR駅については市民から要望のある『みどりの窓口』の設置や、特急の停車など、更なる利便性を図るべくJR千葉支社に要望していく。」と、今後の方針の中に書かれてある。残念ながら、長浦駅一般通路完成祝い当日に「みどりの窓口」が閉鎖され、駅はきれいで使いやすくなったが、JRは不便になったことについての、見逃しのミスには触れていない。
 市民から指摘されるまで気づかなかった責任についての反省もなければ、JR自体の経営体質の変化によるJR自体の内房線全体に対する経営方針についての分析もない。自分たちがしていることについての、自己満足的評価で良しとしていることについて、これでよいのかな?無駄に仕事を増やしているだけのもの・・と思ってしまった。

② 火葬場の問題・・26年度末において、木更津市との共同建設について3月合意をめどにしてきたが、合意に至らなかったことが書かれてある。私たちは合意に至らなくなることは当然とみてきたし、指摘してきた。双方の立つ位置が違っているからだ。このことは私たちの指摘通りになった。
 審議会では質問が出たという。「新たに4市共同という木更津との共同建設案に、乗ることはあるのか、ないのか」という端的な質問に「あるのか、ないのかと聞かれると『ありうる』」との答弁であったという。
 この回答は、市民の側を向くのではなく、行政のメンツを重んじる方向を向いていることを意味している。本当にそれでよいのか????

 長くなるのでこの2点にとどめる。担当に電話で次のことを聞いた。
「委員名を見せていただくと、〇〇委員など、あちこちに顔を出されている方ですね。」
「その方は、充て職の方ですから(機関推薦の方)」という答弁であった。
 機関推薦で委員になられた方は、なり手がないのか、おひとりでいくつもの委員をなさっている方が相変わらずいるようだ。一時は委員名が二けたにわたる方もいらしたと聞く。
審議会の形骸化は、まだ治っていない。 
 kawakami

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