SSブログ

予算説明会~その5・まとめ~ [財政問題]

 昨日(9日)市長を先頭に各担当部課長参加での予算説明会が、長浦丘の上図書館視聴覚室で開催された。参加者は30名くらいであったろうか、前の席は空席が目立っていた。
 市長が冒頭1時間余説明をし、その後質問に入った。予定時間は1時間半であったが、質問時間が足りなく1時間半の予定が2時間かかった。議員さんはどなたも見えなかった。昨日のブログ最終に書いた栗山町の議会報告会の雰囲気とは、相当に違うようだ。なぜであろうか?


 私は2点質問した。
1点目は58億の財源不足を解消するため取り組んでいる「持続可能な財政構造確立のための集中的取り組み」による公共サービス削減の結果、見通しは立ったのか。
2点目は、予算策定の聖域・議会予算は3億円台の大台に上ったこと。昨年予算より2467万2000円増はなぜなのか・・無駄の具体的事例として行政視察の実態を報告した。

 回答は
1、26年度の決算は出ていないこと。実質取り組み開始が25年9月からなので、まだ半年間の状況よりつかめないこと。これらのことからその効果を図ることは困難だが、手ごたえは感じているとの回答。
2、2467万円余の増額の中身は、議員の年金廃止に伴う議員共催掛け金等、義務的負担金がその理由であること。機会あれば市長としても訴えていきたいこと。議長の公用車は老朽化し、故障が多いのでリースで使用していること等の回答であった。

 この二つの質問で意図したことは、市民・行政が一致して、財政再建に努力しているにもかかわらず、まったく無関心であるような行動をとっている議会に対する疑念の訴えと、行政自体の甘い姿勢を市民に考えてほしい願いからの質問であった。

★ 義務的経費の負担増であるのならば、議会自体財政再建に協力する立場から無駄を省く努力を費やそうとしないのか・・・また行政側が、「これだけ負担がかかる。現状を認識して、諸経費の削減をなぜ訴えようとしないのか」という疑念が、回答を聞いた後浮かんでくる。また議長自体が、行政事務局自体が、議長公用車を新車にするのは当然・・・と、今になっても思っていることを気づかず露呈している。

 昨日書いた大阪府和泉市の議会議員の皆さんとの認識の差は、ここしばらくは埋められないのであろうとがっかりの説明会参加の結果であった。.

(予算説明会関連ブログ連載終了)
kawakami
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0